今日は大晦日!
平成から令和に変わった2019年、みなさんにとってはどんな1年だったでしょうか?
今日は、『大晦日』を子どもにわかりやすく教えるコツをお伝えします。
そもそも…。
皆さんは『大晦日』の意味や由来を知っていますか?
子どもに「大晦日ってなに?」と聞かれたときに、簡単にちゃんと説明できるようにしておこう!!!
と、いうことで。
12月31日は1年の最後の日。なぜ”大晦日”と呼ばれるようになったのでしょうか?
由来は、旧暦での晦日(みそか)からきているとされています。この晦日というのは月の最後の日という意味を示しています。新暦になって31日まである月が増えたので、昔の名残から1年の終わりということで『大晦日』と呼ばれるようになりました。
大晦日の由来は…?
大晦日は「大晦(おおつごもり)」とも呼ばれています。「晦(つごもり)」は、「月隠り(つきごもり)」の、訛りから来ているものだそう。
月末に向かって月は、だんだん欠けて見えなくなっていきます。
月末は「月隠り(つきごもり)」とされ、それが段々と「晦(つごもり)」へとなっていき、
晦日(みそか)という言葉が交わるようになり、現在の“大晦日”と呼ばれるようになりました。
ちなみに、「晦」は月が隠れることを意味しています。
これを子どもに分かりやすく伝えるには…?
「大晦日ってなに???」
「1年の最後の日を『大晦日』っていうんだよー」
「なんで『大晦日』っていうの?」
「昔のカレンダーには31日がなくてね。毎月30日のことを『晦日(みそか)』って言ってたんだって。カレンダーが新しくなって31日ができたから、昔の人の言い方を残そうって、1年の最後の日を『大晦日』っていうようになったんだよ。特別な1日だね。」
ポイントは、
*1年でこの日だけ『大晦日』と呼ばれている!
*1年の最後の日だから『大』がついているんだよ!
*昔の人が考えた呼び方だったんだね~ と少し歴史を意識させて。笑
そのうえで、大晦日に行うことを話したら興味を持って聞いてくれるのではないでしょうか?
新年を気持ちよく迎えるために大晦日にやることといえば
【除夜の鐘】
大晦日は「除夜」とも呼ばれていて、大晦日の夜から1月1日にかけて鳴らす除夜の鐘はみなさん知っているのではないでしょうか?
何回鐘を鳴らしているか知っていますか?
108回!!!
これは人の煩悩の数を示す回数なのです。
清らかな心で新年を迎えるようにするものが、除夜の鐘なのです。
【年の湯】
大晦日の夜にお風呂に入ることを「年の湯」ということ、知っていましたか?今では毎日お風呂に入るが当たり前ですが、昔は毎日入ることができませんでした。そんな時代の入浴は特別な日だったのではないでしょうか。今の環境にありがたみを感じながらゆっくりお風呂に入ることができたらいいですね。
【年越しそば】
皆さん、年越しそば食べていますか???
この習慣は江戸時代に始まったとされています。そばは、見た目が細く長いことから、長寿や健康を願って食べられるようになりました。さらに、蕎麦の麺は切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」という意味もあります。
年越しイベントがたくさんあり、外で過ごすことも多いと思いますが、
たまには、お家でゆっくりと家族と過ごす大晦日にしてみるのもいいかもしれませんね。
それでは皆さん、よいお年を~(^^)//