お正月は親戚が集まったりして、子どもと触れる機会も多かったのではないでしょうか?
普段かかわりのない子どもたちとの接し方は少し戸惑いますよね。
今回は幼児期の子どもの特徴と接し方を調べてみました!
幼児期の特徴
幼児期とは「1歳以上から小学校就学前」を指し、主に幼稚園や保育園に入園している子どものことです。
この幼児期というのは人間形成において基本的な生活習慣や、意欲、態度が培われるとても大事な時期で、
脳がとても速いスピードで発達する時期でもあります。
つまりこの時期の体験や教育がとても大事なのです。
大事なのは経験と愛情
この幼児期において私たち大人ができることは、
「経験」をたくさんさせてあげること、「愛情」をたくさん与えてあげることだと思います。
子どもたちは常に日々の遊びや生活で様々な体験をしていて、その体験を通して知的さや情緒が発達しています。
沢山の経験を積むことで、様々な部分の発達が促され将来的にもより良い生活が送れます。
また愛情というのは子どもの心身の基礎を作ります。たくさんの愛情を注いで豊かな人間に育ってほしいですね!
子どもへの関わり方
私たちの様に親でもなければ、子どもを専門的に勉強していない人は
幼児期の子どもとどのように接したらいいのか疑問ですよね。
子どもの視点に立ってベストなかかわり方を考えてみました!
1.子どもの意見を最後まで聞いてあげる
子どもは大人(特にお兄さんやお姉さん)と関わるのが大好きです。自分のことを積極的に話してきたり、「〇〇しよ!」と誘ってきたりします。そういう時は子どもの意見を尊重して、合わせてあげると喜びます。
2.大人として提案してあげる
先述した通り大人と関わるのが好きなため、大人のやっていることを真似したがったりします。そのため「これやって~」「お手伝いしてほしいな」などこちらから提案するのはとても効果的です。
3.効果音を付けたり動きを大きくする
子どもは音や動きに敏感です。聞きなれない音を聞くと注目したリ、動きが大きいと子どもたちも興味がわきます。読み聞かせするときも、読み方に抑揚をつけると子供をひきつけやすいです。
4.時々目線を同じ高さにする
ずっと目線が違うと距離感が縮まりません。時々子どもと目線を合わせてあげると、子どもも威圧感なく大人と接することができます。
日本とは違う世界の幼児教育
生活習慣、意欲、態度などの基礎を養い、子どもに創造力を身につけてあげられるのが幼児教育です。
世界では幼児教育が盛んにおこなわれており、その重要性が理解されています。
日本での幼児教育といえば幼稚園や保育園に任せていることが多いですよね。
一方で「自分の意見を主張する」「自分の考えをまとめる」などの能力を、意識的に高めるような教育に力を注いでいる国も多いそうです。
この違いは、幼児教育の重要性を理解しているかしていないかの差の表れだと思います。
日本では幼児教育の認知度が低いのが現状で課題なので、この記事がいいきっかけになると嬉しいです!
さいごに
幼児期というのが人間形成にとってとても大事な時期だということが分かったと思います。
経験や愛情が大事だといいましたが、どんな時も「子どものことを想って接する」のが私たちができる関わり方だと思います。
特別なことをしなくても、鬼ごっこをしたり、一緒に泥団子を作ったりするのも子どもにとっては新鮮で刺激的な経験です。
世界と比較すると子どもについての理解が低い日本ですが、理解するためにも私たちが子どもと積極的に関わっていくことが大切です。
ぜひ怖がらず、親戚の子や身近な子どもとたくさん遊んでください!