3月2日ココキャリ2021がオープン!

赤ちゃんと仕事したいなら乳児院はどうですか?

赤ちゃんってかわいいですよね~~♡

いつ見ても癒しな赤ちゃんと仕事が出来たら楽しそうですよね!

今回は赤ちゃんがいる乳児院という施設での保育士としての働き方について調べてみました!

乳児院って?

そもそも乳児院をしっていますか?

乳児院と言うのは、

「保護者の病気や経済的な理由などにより、子どもを育てることが難しい場合、保護者に代わって乳児を養育する場所」です。

親が働いている時間のみの一時的な預かりを行う保育園とは違い、子どもたちは、1日24時間のすべてを乳児院で過ごしています。

子どもは原則1歳未満ですが2.3歳の子どもも入所している場合もあるそうです。

乳児院では、医師又は嘱託医、看護師、個別対応員、家庭支援専門相談員、栄養士及び調理員、心理療法担当職員、保育士を置かなければならないと児童福祉法で決められています。

全国で136か所、約3000人が入所しています。

 

乳児院保育士の仕事

主は保育士と同じですが、何点か違う点があります。

一つ目は夜勤があるという事。

1日中子どもがいるのでスタッフも常駐していなければなりません。

夜勤の仕事としては、自由保育や睡眠を促すための静かな遊び、夜泣きをする乳児にミルクをあげたり、おむつ替えなどがあげられます。

また、入浴や夜食なども手伝います。

 

 

二つ目は保護者のサポートを行うことです。

乳児院では最終的に子どもを親元に返すために、保護者のサポートも行います。

平成25年2月に厚生労働省が公表した「児童養護施設入所児童等調査結果」によると、

両親の病気や、入院、療養、出産、離婚、別居、家出、死亡、未婚の母がいるものの養育の能力がない、両親がいるものの養育の能力がない、虐待、

ネグレクト、遺棄児などがあげられます。

保護者と定期的に話し合いながら子どもと面会し、保健師などと連携しながら育児が出来る環境づくりを指導します。

 

必要な資格

乳児院保育士として働くためには保育士資格が必須です。

逆に言えば保育士資格を所持していれば、保育士だけでなく乳児院をはじめ、違う福祉施設でも働くことが出来ます。

障がいを持った子どもが入所することもあるため、福祉・医療の知識を持っていたり、

社会福祉士、児童相談指導任用資格、保健児童ソーシャルワーカー、幼児安全法支援員が採用されやすいそうです。

公立の乳児院であれば公務員試験を受け、私立の乳児院であれば社会福祉法人や医療法人に就職します。

 

保育士以外にも乳児院で働くことが出来るので、他の資格でも乳児院で働くことが出来るそうです。

 

給料・待遇

乳児院は年々減少しているので、求人も減少しているのが事実です。

ただ、共働きや女性の社会進出に加えて未婚の母や離婚の増加に伴い、今後も求人数は一定以上のものがあるでしょう。

家族同様なかかわり方を求められるため長期にわたって働けることを重視しているそうです。

給料は、夜勤があるのでその手当は出ますが、保育士とほとんど同じそうです。

しかし施設によっては、賞与4カ月分以上や、年間休日120日以上、家賃補助ありなど、手厚い待遇のところもあります。

さらに国や自治体、社会福祉法人などが施設を運営することが多く、賞与や福利厚生については比較的安定して支給される傾向にあるようです。

 

まとめ

乳児院は保育園と比べると、

対象年齢が低く大変と言うだけでなく、保護者や夜勤などのサポートも必要になってきます。

ですがその分子どもと関わる時間が長く、家族同然の愛情が芽生え、強いやりがいを感じられるでしょう。

責任や役割は大きいですが、保育士としてのキャリアアップや視野を広げるにはとても良い職場だと思います!

興味があればぜひ調べてみてください!!!