三月も中旬になり、新学期まで残り半月ほどになりました!
学校によって異なりますが、保育園や幼稚園実習を行う機会も増えるのではないでしょうか?
今回は保育実習に役立つ「知識」や「疑問」について
かいてみようとおもいます★
保育実習ってどれくらいやるの?
大学にもよりますが、基本的に保育園・幼稚園実習は2回程度行われます。
期間も様々ですが1~2週間程度のことが多いようです。
私の通っている学校は、
3年生の10月ごろに10日間、4年生の6月ごろに15日間
でした! 就活と被る時期でもあるので、「自分の進路について早めに考える機会だな」と思いました。
各学校によって変わってくるので、要チェックです★
何で複数回実習するの?
先ほど実習は2回程度行うと言いましたが、複数回行うのには理由があります。
なぜなら実習には3種類あるからです。
1.見学・観察実習
→見学・観察実習とは、保育士が子どもとどのようにかかわっているのかを実際に見て、知るための実習です。
なので子どもと遊んだり話したりはしません。
大体はスーツ着用で1~3時間の観察になるそうです。
日誌は無いですが「簡単なレポート」を提出することも多いそうです!
2.部分実習
→部分実習とは、一日の中で時間を区切って、実習生が子どもを仕切ったり保育することです。
部分実習では日誌や指導案を記入し、事前に保育士の方と確認します。
たとえば…
おもちゃの片づけを呼び掛けたり、
次の遊びの説明をしたり、
食事前のあいさつや手洗いを促したり、などです。
言葉だけだと簡単そうに見えるのですが、実はこの説明や促したりなどのちょっとした行動が難しく苦戦するポイントだそうです。
部分実習後は、保育士と反省会をし、今後の課題や改善点を自分で見つめなおす時間があります。
3.完全実習
→呼び方は様々ですが、この完全実習は実習園の時間や流れに合わせて、一日保育を行うことです。
事前に遊ぶ内容や子供たちの保育の内容を入念に相談し、クラス担任のようにすごします。
これは実習の中盤から後半に行われ、実習の最大の山場となります!
もちろん指導案と日案も提出します。
実習日誌ってなに?
実習日誌とは、実習期間中の一日の流れや、自分がどう子どもと関わったのか、子どもがどんな様子だったのかを記録するものです。
主に、指導案と日案があります。
指導案は、部分実習と完全実習を行う前に書き、
保育所保育指針や幼稚園教育要領に基づき、「子どもとやりたい遊び」や流れ・道具などを記入します。
日案とは、完全実習の時に書き、
週案をもとに一日の流れを考え「どんな体験をさせるのか」「どのように育ってほしいのか」を細かく具体的に卸していきます。
実習時に役立つもの!
では実習先を選ぶ時に何を重視しますか・・・?
園の方針、理念、雰囲気などありますが、実習先が遠かった場合、通勤にかかる交通費は大きいですよね・・・
実は実習期間のみ使える実習定期が作れるのをご存じですか??
JR東日本では、
”4指定学校の学生、生徒若しくは児童が、実習のため実習場等まで乗車する場合で、当社が必要と認めるときは、第1項の規定に準じて通学定期乗車券を発売する。”
としており、実習中でも定期券の購入が可能です★
意外とかかる交通費を抑えられるのはうれしいですよね!
さいごに
いかかでしたか?実習について少しは理解できたでしょうか?
先輩や友達の話を聞くと
「大変だった・・」「寝れなかった・・・」
などの意見も多く耳にしますが
「すごい良い経験になった」「楽しかった」「達成感がある」
などの良い意見もみられます。
せっかくの実習なので自分の思い通りに楽しく行うために、
はやめに実習について対策や知識を入れておくとよいですね★