保育園に子供を預けるのと、ベビーシッターに面倒をみてもらうのではどちらが良いのでしょうか?
日本ではあまりベビーシッターは馴染みがないかもしれません。その理由として、海外ではベビーシッターの資格制度が整っているけど、日本ではベビーシッターの資格制度が無いというのがあると考えられます。
これからベビーシッターの制度が整っていけば、保育園に空きがなくて預けられなくても、ベビーシッターにみてもらうという選択肢が可能になるはずです。
もし海外のように、日本でも保育園かベビーシッターの二択という環境になれば「とっちがいいんだろう?」と悩むことになるでしょう。
そんなわけで今回は、保育園とベビーシッターを比較してみました。
この比較を通して、保育園にはどんな機能があるのかを知ることも出来るはずです!
保育園のメリットとデメリット
・メリット
社会的スキルの形成
子供は他の子どもと遊ぶことで社会的スキルを磨けます。自分と同じ年の子供たちが集まる環境は、保育園だからこそ提供できる環境です。
資格を持った複数の先生
保育園には、国から与えられた保育の資格を持った先生が複数居ます。その中には長い間数百人の子供の面倒をみてきた先生もいるので、その点で蓄積されてきた経験はあります
遊具などのリソース
保育園には、家庭では提供できない遊具や、走り回れるスペースがあります。運動することで子供の身体の発達にも良い影響があるかもしれません。
・デメリット
時間の柔軟性がない
保育施設だと、仕事が終わらなかったり、急用が出来たりしたときに、子供の面倒を何時まで見てくれるのかに関して融通が利かないことがあります。
病気やケガ
他の子供がたくさん居て、遊びまわれるスペースがあるのはメリットでもありますが、デメリットでもあります。他の子供から病気をもらったり、遊具で遊んでいてケガをする可能性があります。保育園によりますが、もし風邪や病気になった場合、預かりを拒否され。親は仕事を休んで子供の面倒を見なければいけない可能性があります。
子供の性格との相性
他の多くの子供達や大人とコミュニケーションが取れる保育園ですが、子供の性格によってはそんな環境が合わない可能性もあります。
その環境から刺激を受け成長できるか、ただ困惑してしまうだけなのかは、子供の性格によります。
ただ、対人コミュニケーションを身に着けて、同年代の子供に慣れるということも大切だと思います。
ベビーシッターのメリットとデメリット
・メリット
時間の融通が利く
あなたに何があろうと、ベビーシッターはあなたに頼まれればどんな時でも子供の面倒を見ることが出来ます。もちろん、夜中まで面倒を見てくれとなれば、その分多めに給料を払う必要があります。
安全性
もちろん信頼できるベビーシッターに限りますが、ベビーシッターに預けている間、あなたの子供は安全です。ケガをする可能性も病気にかかる可能性も低いです。また、ベビーシッターは、子供と数年のあいだ1対1で過ごすので、保育士よりも深く”親の代わり”という役割を担うことが出来ます。
育児以外の面でも助けてくれる
たとえば、皿洗いや掃除などの家事や、荷物の受け取りなどの保育園には頼めない仕事をベビーシッターには頼むことが出来ます。
家事の手伝いをしてくれるのはすごく助かりますよね!
・デメリット
子育てに対する考え方の対立
あなたとベビーシッターが”子育てに対する感が方”が異なっている場合、対立が起こることがあります。
育てる上で考え方の一致はとても大切なので、ベビーシッターを選ぶ時は、その人が”どんな育て方が良いと思っているのか”を聞いてから雇うのがいいです。
コストがかかる
多くの場合、保育園に預けるよりもベビーシッターを雇うほうが費用がかかってしまいます。時給1000円で雇うとなれば、1日8時間×平日20日のシフトでも、1か月で16万円以上はかかってしまうことになります。より技術や経験のあるベビーシッターなら、もっとかかります。
一対一はむしろ危険
子供と一対一で過ごすのは、子供にとって良い影響を与えるかもしれませんがそのベビーシッターが何をしようと、そのベビーシッターを監視する人は居ません。その点は怖いところがあるかもしれません。
結局、状況によって選ぶべき?
今回は、保育園とベビーシッターのメリットとデメリットをそれぞれ紹介しました。
どの選択にも良い面と悪い面はあるでしょうから、状況や子供に合わせて選ぶのが一番良いのではないでしょうか。
何はともかく、子供が元気に育ってくれるのが一番の願いですね!
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