こんにちは。今回は「子供とお金」について記事を書いていこうと思います。
「お金についての勉強なんて大人になってからでいいでしょう」なんて思う方も居るでしょうが、それは違います。
子供によるお金のトラブルとして結構前から問題になっているのが「子供がスマホゲームの課金のために勝手にクレジットカードを使ってしまった」というものがあります。
実際に、日本オンラインゲーム教会は子供のスマートフォン課金トラブルを防ぎましょうという注意喚起も行っています。
クレジットカードはお金を使っている感覚が薄く、数百万も課金してしまったという子供もいます。
もしくは、これは魔法のカードで「このカードを使えばお金を払わなくても良い」なんて思っていたのかもしれません。
こういうトラブルは、少しでも親や先生が「お金」について教えていたら変わっていたのかもしれません。しかし、子供に教える大人自身は、どれだけお金について知っているのでしょうか?
※上の画像は、昔の1円札と50銭札
日本は金融リテラシーが遅れてる?
※「マネーリテラシー」「金融リテラシー」=お金に関する知識
残念なことに、日本人の金融リテラシーが低いというのは、以前から言われています。
金融リテラシー調査(2019年)で行われた調査によると
金融教育を学校で受けた人の割合に関しては[日本7%]なのに対して[米国 21%]となっており
金融知識に自信がある人の割合は[日本12%] に対して[米国76%]です。
こういう状況で、小学校などの義務教育の時点から子供には「お金」に関する教育をしようという意見を最近は頻繁に見かけます。
私も「お金について学校で教わっていたらもっとお金を稼げてたのかな…」なんて思ったりしますが、今からでも勉強していくしかないですよね…(笑)
そんなこともあって「もし私が子供に何かを教えるってなった場合は、お金についても教えよう」と思うわけです。
もちろん子供に教えるべきことは他にもたくさんありますが…。
そんなわけで、海外(金融リテラシーの高い国)ではお金をどうやって子供に教えているのか?と疑問に思ってしまいました。
ケンブリッジ大学の研究によると、お金の習慣は7歳になるまでに形成されるそうです。お金の感覚を身に着けるのは早いに越したことはないですよね!
そのため今回は「幼稚園児にお金について教える方法」を紹介していきたいと思います。
お金を貯めて、そして使う
お金を区別させましょう
これは100円玉で、これは10円玉といった具合に、お金の見た目と名前を覚えさせるところから始めましょう。
透明な貯金箱に貯める
その小銭を、貯金箱に貯めていくのを見せます。ただ注意点として、透明な瓶やペットボトルを使いましょう。
お金が貯まっていく感覚を味わってもらうには、透明な貯金箱のほうが適しているようです。
今日は10円玉を5枚貯め、明日は50円玉を1枚貯めるといった具合に貯金していき、毎日記録していきましょう。
貯金を使って買い物をする。
子供に「何が欲しい?」と聞いてみましょう。それまで貯めてきたお金を貯金箱から取り出し、そのお金で品物を買いましょう。今まで見守ってきたお金を使って品物を買うという場面を見せることで、お金と品物の関係が印象づけられます。この「お金を渡す瞬間」だけでも、子供にとってはとても大切な経験になります。
みんなで話し合って「ポケモンのぬいぐるみが欲しい」となれば、みんなでそれを買いに行きましょう。たしかに、それまで貯めてきたお金を使う瞬間を見るのは、子供にとっては印象的でしょうね。
お金の語彙を使ってロールプレイをする
ロールプレイでお金を使って遊ばせてみましょう。
わざわざプラスチックのおもちゃを買う必要は無く、ティッシュペーパーの空き箱やペットボトルで十分です。
それらに値段を書かせて価格を決めたうえで、子供一人一人にお金を持たせれば、もう準備できました!
子供たちには買い手と売り手を一定時間で交代させ、モノを売り、それで得たお金でモノを買う経験をさせましょう。
その際に以下の「お金の語彙」を使って遊ばせるのがおすすめです。
高価、経済的、高値、価格、コスト、価値、買う、売る、稼ぐ、使う、節約する、販売
すこし漢字が難しいですが、要はお金に関する言葉を使いましょうってことですね!
子供が自分たちでお金を稼ぐ?
お金は大人になるまでは稼げないと子供達は思ってるかもしれません。しかし、子供がお金を稼ぐ方法はいくつかあります。
・古紙・空き缶のリサイクル
子供達が家から学校に持ってきた古紙や空き缶を集めて、売りましょう。いつも家で捨てられているものがお金になるというのは貴重な経験です。
・クーポン集め
スーパーのチラシについてるクーポンを親が気づかずにそのまま捨ててしまうことがあるかもしれません。子供がそのクーポンを取っておき、親と一緒に買い物に行ったときそのクーポンを出せば、親はその割引分のお金をくれるかもしれません。
・アートの販売
何かを作るのが好きな子供は、それを他の子供や大人に売ることが出来ます。学校でそういった「子供商店街」のようなものを企画しても面白いですよね。
以上、今回は下記のサイトの記事を参考に「子供とお金」について紹介してみました。
子供がお金を理解するのは難しいかもしれません。
でも小さいころから「お金の感覚」を身に着ければ、大人になってから働く上で、少しは役に立つかもしれませんね!
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