あけましておめでとうございます!
2019年は楽しかったですか?2020年はどんな年にしたいですか?楽しい一年になるように期待している人が多いと思います。
日本では昔から書初めなどを行い、一年の抱負を決めたりしますよね。
では世界ではどんな年越しをしているのか気になりませんか?
今年はオリンピックイヤーということもあり、子どもたちが国について触れる機会が多くなると思います。
なので今回は、国について知るきっかけとして、世界の年越し事情について調べてみました!
日本
日本では12/31を大晦日と呼び、その年の締めくくりをします。
まず大掃除をして新年を迎える環境作りをし、夜には紅白歌合戦を見ながら、年越しそばを食べたりしますよね!
年が明けると、神社に初詣に行き、おせちやお雑煮を食べるのが一般的です。
また、お年玉や駅伝など独自の文化も根付いていますね!
日本にとってお正月とは、昔からの伝統文化で一番重要視されている行事と言えるでしょう。
ドイツ
クリスマスが終わり、28日頃から1月3日頃まで、新年に向けて、幸運を運ぶ物として、マジパンで作られた小豚が良く贈られるそうです。
31日は家族や友達同士で過ごすことが多く、年が明けても夜中まで盛り上がるそうです。
伝統的な「Bleigießen」という新年を表す鉛の占いを行います。小さな鉛の中から一つ気に入ったものを選んで、それをキャンドルの上で溶かします。そして溶かした鉛を冷やして固まった形で占いを行うそうです。例えば豚のような形なら「幸運」、メガネは「賢い」などがあり十字架だと「死」を表すのだとか・・・。
また、年が明けるとシャンパンで乾杯し、町では花火が打ち上げられとても盛り上がるそうです。実はドイツでは花火は禁止されており大晦日だけが唯一許されているため、年末はたくさんの花火が売られています。
このように31日はとても盛り上がるのですが、1日は特に決まった過ごし方はないそうです。
スペイン
スペインでは年越しの時に12の鐘の音が鳴らされます。なのでそれに合わせてブドウを12粒食べるというのが主流だそうです。
新年の12カ月を意味する12粒のブドウを鐘の音と共に食べることができると、その年は縁起がよいとされます。
年が明けると同時にスペインのスパークリングワインであるカバで乾杯しますが、盛り上がるのは31日だけだそうです。
ただ、スペインは1/6から二回目のクリスマスである「ロス・レジェス・マゴス」が始まります。東方の三賢者が一年間良い子にしていた子供いだけプレゼントを持ってラクダに乗ってやってくるそうです。
長いクリスマスのせいで存在感がないのがスペインのお正月だそうです。
ブラジル
31日の朝からあちこちでシュラスコのおいしそうな匂いが漂ってきます。
日本の年越しそばと同じように、ブラジルではシュラスコを家族で食べるそうです。
大晦日の夜11時30分を過ぎたあたりから、シャンパンやぶどうなどを用意し始めます。年が明けた瞬間、シャンパンが開けられて乾杯をして、街のあちこちから一斉に花火が上がり始めます。
そのため人々は花火がよく見えるポイントに集まり、新年のカウントダウンをします。最後にぶどうを7粒食べて、新しい年の願いごとをします。ぶどうを7粒食べるのはブラジル流の縁起担ぎで、日本の節分で年の数だけ豆を食べる風習のようなものです。
さらに、新年は白い服を着て過ごし下着は派手な色を履くのがのが伝統です。白は「平和」「幸せ」の象徴とされており、派手な下着は、新年に運気をつかむことができるとされているそうです。
日本でお正月に食べる肉といえば鶏が主流ですが、ブラジルでは鶏は禁止の食べ物とされています。理由としては、鶏は前に歩くだけでなく時々後ろに戻ったりすることから「物事が後退する」と言われているそうです。
まとめ
世界の年越し事情はいかがでしたか?
国によって年末年始の過ごし方が様々でとても面白いですね。
今回は三か国紹介しましたが、このほかにも独自の過ごし方をする国はたくさんあるようです。興味があれば調べてみてください!
では、今年も皆さんが楽しく過ごせる一年でありますように・・・♪