保育の現場の「困った」!実際に起こったらどうする?
こんな時、どうする?
実習に行った時、そして就職してからも、「困った!」と言うことはたくさん起こり得ると思います。
「困った!」と言うことを完全に無くすことはできませんが、ある程度予測ができていれば、もう少し余裕を持って対応ができるかもしれません。
そこで、今回は実際にあった「困った!」と言うエピソードを紹介します。
幼稚園や保育園の就職試験では、こんな問題が提出される園も少なくありません。
答えは一つではないので、「自分だったらこんな時どうするか」と言うことを考えてみてください。
エピソード① 〜3歳児クラス〜
Aちゃんはくまのおもちゃを使っていた。遊んでいる途中でトイレに行きたくなったので、その場を離れた。
Bくんは、くまのおもちゃが置いてあるのを発見すると、Aちゃんが使っていた、と言うことは知らずに車で遊び始めた。
しばらくしてAちゃんが戻ってくると、お互いに「自分が使っていたのに!」となり、けんかになった。
あなたはどんな行動をしますか。
エピソード② 〜1歳児クラス〜
Cくんが車のおもちゃで遊んでいた。そこへ、DくんがやってきてCくんの遊んでいた車をとってしまったので、CくんがDくんのことを叩いた。ちょうど叩く場面だけを見ていた先輩保育士が、Cくんのことを叱っていた。
あなたはどんな行動をしますか。
エピソード③ 〜4歳児クラス〜
Eくんは、いつもクラスのリーダー的な存在だ。部屋に戻る時間になり、「中に入ろう」と声をかけたが、Eくんを含む5人の子は外での遊びに夢中になり、なかなか遊びを切り上げようとしない。
あなたはどんな行動をしますか。
おわりに
はじめにも書いた通り、答えはひとつではありません。
自分だったらどうするか、を考えるだけでなく、「こんな場面ではどうしますか?」と職員さんや先輩に聞くことで、考えも広がりそうです。
保育や教育に、「これは絶対!」と言う正解はありません。だからこそ毎日学んでいきましょう。
自分の保育観を大切にしながら、素敵な先生になってくださいね。