就職後を見据えて、保育学生が学生時代にやっておいた方が良いこと、準備しておいた方が良いこと
保育学生の皆さんにとって、就職後に何が必要なのかが分からないと不安ですよね。
就職前にやっておくべきことを知りたいという学生さんも多いはずです。
そこで今回は、保育学生が就職後を見据えてやっておいた方が良いこと、準備しておいた方が良いことについてまとめます!
保育学生の就職後にはどんなスキルが必要?
保育学生が就職後に必要なスキルはたくさんありますが、ここでは大きく分けて3つ紹介します。
①パソコンスキル
園に就職すると、事務作業があります。指導計画の他、園からのお便りなど、パソコンを使った作業は必ず必要になります。
最低限のタイピングスキルや Ward、Excelなどの基礎知識を身につけておくと、事務作業の負担を軽減できます。
②コミュニケーションスキル
保育士や幼稚園教諭が関わるのは子どもだけではありません。保護者やスタッフといった、大人との関わりも大切になってきます。
コミュニケーションスキルはすぐに伸びるわけではないので、学生のうちから様々な人達と積極的に関わって、コミュニケーションスキルを磨いておきましょう。
③ピアノ演奏スキル
保育をする上で、ピアノ演奏を必要とする場面は多々あります。保育現場では、ただピアノを弾けるだけではなく、子ども達のことを見ながら弾き歌いをするという高度なスキルが求められます。
ピアノは一朝一夕に弾けるようにはなりません。学生のうちから毎日5分でも良いので、ピアノに触れる習慣を作っておくと良いです。
学生時代にやっておいた方が良いこと
就職後に求められるスキルは、パソコンスキルやコミュニケーションスキル、ピアノのスキルなど、習得に時間がかかるものが多いです。学生のうちに磨けるスキルは磨いておきたいですよね。
とはいえスキルを一気に身につけるのは難しいので、少しずつ習慣化しておくことをおすすめします。
PCに触れる機会を定期的に作ったり、色々な人と関わってコミュニケーションスキルを身につけておいたり、毎日ピアノを弾いたりするなどです。
毎日の授業記録をパソコンで打ったり、一言でもいいので毎日パソコンで日記を書いたりするのも良いですね。
また学生ボランティアを募集している保育現場も多いので、月に1回はそういったところに参加するなどと決めておけば、交流の幅を広げてコミュニケーションスキルの向上を図ることができます。
ピアノに関しては、自分が弾いてみたい曲を1曲決めて、「3ヶ月後に家族や友人に披露する」など短期目標を設定するとモチベーションを保ちやすいですよ。
また就職後しばらくは、慣れない環境での多忙な業務に疲れてしまい、休日にやりたいことがうまくできない可能性があります。
特に長期間の休日が必要な旅や、精神的に余裕がないとチャレンジできないボランティア活動などは学生のうちに積極的に参加しておくと良いでしょう。
学生時代に準備しておいた方が良いこと
学生時代に準備しておいた方が良いことや物はたくさんありますが、ここでは抜粋して3つご紹介します。
①文房具
自分が使いやすかったり、テンションがあがったりする文房具を揃えておきましょう。仕事の効率が良くなりますし、モチベーションのアップにもつながりますよ。
②仕事に必要な機器
特におすすめなのは、プリンターと裁断機です。
家で事務作業の仕事がしたいとき、プリンターがあれば何かと便利です。また裁断機があれば、家で掲示物を作ることができます。
裁断機を使うと、大量の画用紙を一気に、しかも綺麗に裁断することができます。例えばお誕生日の掲示物作りで同じサイズの画用紙を用意したいとき、1枚1枚ハサミで切るのは手間も時間もかかりますし、全ての紙を真っ直ぐに切るのは難しいです。
掲示物の作成や指導計画の作成など、自宅で作業がしたいこともあるので、保プリンターも裁断機も持っておいて損はありませんよ。
③学生時代の授業ノートやデータの整理
就職後、たまに学生時代に学んだことを見返したくなることがあります。そんなとき、情報が散乱しているとすぐに見つけることができません。
就職してしまうとなかなかゆっくりデータを整理する余裕がないので、学生のうちに復習も兼ねて整理しておきましょう。
まとめ
就職後しばらくは忙しく、目の前の仕事以外のことに手が回らないものです。
就職後に慌てたり困ったりしないように、学生のうちに準備できることはやっておきましょう。
ぜひこの記事を参考に準備を整えて、充実した保育生活を送れるようにしてみてくださいね!