初めての担任業務。4月入社に向けて準備しておくことは?
就職する園が決まりホッとしたのも束の間、4月入社から担任業務をすることになったら、とても緊張しますよね。 「保育や子どものことはたくさん学んだけれど、ちゃんと担任できるかな」と不安になったり「4月からの担任業務に向けて、準備しておくことって何があるの?」と思う保育学生は多いのではないでしょうか。 保育が始まれば、担任業務であっという間に時間が過ぎ、次の日の保育内容や行事に向けての準備などで毎日とても忙しくなります。 少しでも自信を付けて4月からの担任業務を迎えられるように、できることから準備していきたいですよね。 今回は、4月入社に向けてスムーズに担任業務が始められるように、準備できることをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
知っておいた方が良いこと
■園の仕組みをよく知る 就職する園の教育方針や、保育の一日の流れを理解しておくようにしましょう。 教育方針や保育の流れが分かると、担任業務で意識することがイメージしやすくなります。園だよりを見るのも参考になるのでおすすめです。 園で見せてもらったり、ホームページに情報が出ていることも多いので、チェックしてみるとよいのではないでしょうか。 ■先輩保育者をしっかり観察し、保育や子どもとの関わり方を学ぶ 入社前の研修が始まったら、先輩保育者をしっかり観察し、子どもたちとの関わり方や声掛けなどをしっかり観察し、保育の進めかたを学びましょう。 研修は、保育補助をしながら保育の流れを理解し、いろいろな業務を覚え、担任業務に向けて準備を進める大事な期間です。 保育を進めるときに、どんな声掛けをして子どもたちを促し、クラスをまとめているかなど、たくさんメモして学び、4月からの担任業務に活かしましょう。
準備しておくこと
■手遊びのレパートリーを増やしておく 手遊びのレパートリーを増やしておくと、担任業務がスムーズになります。 手遊びは、クラス全体を静かにさせたいときや、活動前の導入など、いろいろな保育のシーンで使うことができますよね。 YouTubeでも、たくさんの手遊びが見つけられるので、4月入社に向けて手遊びのレパートリーを増やしておくとよいと思います。 いろいろな年齢に対応できるように、繰り返しが多くゆっくりした手遊びや、みんなで盛り上がれて、ちょっと複雑さが加わった手遊びなども練習してみてくださいね。 ■絵本の読み聞かせやピアノを練習する 絵本の読み聞かせや、ピアノを練習するのもおすすめです。 絵本は、歌が出てきたり、絵だけのページをどう読むか考えて、表現力を磨いておくと自信がつきますよね。 友達と練習し合い意見交換すると、さらに保育者としての幅が広がるのでおすすめです。 ピアノが苦手なかたは、園歌や園で歌う季節の歌の楽譜などを、早めに用意して練習しておくとよいと思います。 担任業務が始まると、なかなかピアノの練習時間が取れず焦ってしまうことも多いです。 歌いながら弾いたり、子どもたちのほうを見て弾く練習もしてみると、さらに自信がつきますよ。
印象を良くするため
■身だしなみを整え、正しく丁寧な言葉遣いを身につける 清潔感のある身だしなみを整え、正しく丁寧な言葉使いを身につけましょう。 4月から出会う子どもたちや保護者にとって、保育者の第一印象はとても大切ですよね。 髪色や服装、メイクのほかに、靴下や髪のゴムの色まで決まっている園もあるので、しっかり合わせることが大切です。 担任業務が始まれば、子どもたちだけでなく保護者と話す機会がとても増えます。 初めの挨拶や、一日の子どもの様子を伝えるときなどに、正しく丁寧な言葉遣いで話せるよう、普段から心がけてみてくださいね。
まとめ
初めての担任業務で、4月入社に向けて準備できることをご紹介しました。 園の仕組みを知り、研修では先生たちをしっかり観察して学びましょう。 絵本の読み聞かせや手遊び、ピアノの練習など、保育者としての引き出しを増やし、自信をつけていくとよいのではないでしょうか。 身だしなみを整えたり、正しい言葉使いを心がけるなど、日ごろから少しずつ始めて、担任業務に活かしてくださいね。