初めての担任業務。保育補助の方にはどんな指示を出せばよい?
初めての担任業務は、誰だって上手く保育ができるかとても緊張します。 保育補助の方がいてくれると、とても心強いのですが、「どんな指示を出せばよいの?」といった不安もあるのではないでしょうか。 担任として保育を進めるうえで、保育補助の方にサポートしてもらいたいことはなにかを考えて、指示を出せるとよいですよね。 でも、初めての担任業務はなにが起こるか分からないですし、保育で精一杯で、保育補助の方に指示を出すことができないかもしれません。 今回は、初めて担任業務をするときに、保育補助の方にどんな指示を出せばよいかについて、保育補助の仕事内容と一緒にご紹介します。 また、前もってやっておくとよいことについても載せていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育補助の仕事内容を理解して指示を出そう
保育補助の仕事は、子どもたちの安全を守り、担任が保育をスムーズに進めることができるよう保育業務全般のサポートをすることです。 担任が保育を進めるために、どんなサポートが必要なのかをご紹介しますので、指示を出すときの参考にしてみてください。 ■トイレやおむつ替え、食事などのサポート トイレやおむつ替え、食事など生活面のサポートは、大勢の子どもたちに担任ひとりでは対応できないため、保育補助の方に指示を出し、協力しておこなうようにしましょう。 担任は保育を進める立場であることを意識し、子どもひとりに付きっきりにならないようにすることが大切です。 また、トイレのときは子どもたちがバラバラになりやすいので、保育補助の方に必ず最後の子が終わるのを確認してもらうよう、指示を出しておくと安心です。 ■子どもたちの荷物の確認 子どもたちの荷物の確認は、朝の自由遊びの時間などを利用して、出し忘れがないか、保護者からの手紙はないかなど、保育補助の方に最終的なチェックしてもらいましょう。 保育中は、子ども達の対応や活動を進めなければいけないため、担任が確認しきれないこともあります。 保育補助の方に指示を出して荷物を確認してもらうことで、小さなミスを減らすことができますよ。 ■活動中のサポート 活動中は、保育補助の方に制作で使う道具を配ってもらったり、子ども一人ひとりの指導をサポートしてもらうよう指示を出すことで、スムーズに進めやすくなります。 また、活動中に時間のかかる子や、一緒にやりたがらない子、泣いている子などがいれば、保育補助の方に対応してもらいましょう。 担任は保育を進める必要があるため、できるかぎり全体に目を向けることを心がけられるとよいと思います。 ■担任の手が離せないときのピンチヒッター 担任がどうしても手を離せないときは、保育補助の方に子どもたちの対応をしてもらいましょう。 絵本を読んだり手遊びをしてもらうなどの指示を出し、5分程度の短時間であれば担任のピンチヒッターをしてもらうことができます。 子どもたちが飽きてくると、補助の方が対応しきれなくなる場合があるため、手が離せないときでも、なるべく短時間で済ませるようにしてくださいね。
前もってサポートが必要な内容を伝えておく
保育補助の方に指示を出せるか不安なときは、前もってどんなサポートが必要か伝えておくと安心です。 保育補助の方も、クラス全体を見ながら考えて動いてくれますが、どんなサポートが必要か分かっていると、より的確に動くことができます。 前もって伝えておくことで、保育中に指示を出すことができなくても困りませんよね。
まとめ
この記事では、初めての担任業務で、保育補助の方にどんな指示を出せばよいか、前もってどんなことをしておけばよいかについてご紹介しました。 保育補助の仕事は、保育業務全般のサポートであることを理解して、必要な指示を出すようにしましょう。 前もってサポートが必要なことを伝えておくことで、保育補助の方も動きやすくなります。 初めての担任業務をスムーズに進めることができるよう、保育補助の方と協力して頑張ってくださいね。