保育の現場あるある!だから保育士の仕事って素敵!
みなさんは保育士のお仕事にどんなイメージを持っていますか? 子どもの命を預かるという責任感の大きさから、「大変そう」「負担が重そう」、また肉体労働も多いので体力勝負!といったイメージがある方もいるのではないでしょうか。 もちろん、人生の基盤ともいえる幼少期の大切な命を預かり、成長を支えていく立場としての責任感は決して小さくなく、どんな保育士でもプロとしての意識を持って子どもたちと接していると思います。 でも、ただ大変なだけでは続けられません。 待機児童や保育士不足といった多くの問題がある中でも、やりがいを持って働かれている保育士の先生はたくさんいます。 保育士は、”人とかかわる仕事”。日々人と接するからこそ感じられる心のつながりが、私たち保育士にとって大きな心の支えになっています。 今回はそんな保育士のお仕事の魅力を3つお伝えしたいと思います。
直接感謝される
子どもたちから、保護者の方から。日々丁寧に子どもたちや保護者の方に向き合っていると、お手紙、スキンシップ、言葉… いろんなかたちで感謝の気持ちを伝えていただける機会があります。 世の中にはたくさんのお仕事がありますが、直接感謝してもらえるような職業は、なかなかないのではないでしょうか。 どんなに大変なことがあっても、疲れていたとしても、「またがんばろう!」そう思えるのです。 言葉の持つ力の大きさを実感しますし、日々信頼関係を積み重ねていく保育士のお仕事ならではだと思います。
信頼関係が築ける
保育士は担任を持つと、1年を通して子どもたちや保護者と関係を築いていくことになります。これも、保育士ならではの人間関係ですよね。 「Aちゃんはどんな遊びが好きなんだろう」 「Bくんはどうして泣いているんだろう」 「Cくんはどうすればお昼寝ができるだろう」 子どもたちを理解しようとする姿勢は、必ず子どもたちに伝わります。 日々疑問に思ったことを一つひとつ丁寧に向き合っていくことで、子どもたちも「この先生なら安心して過ごせる」と感じてくれるようになります。 「Aちゃんはおままごとが好きなんだ」 「BくんはDちゃんにおもちゃを取られてしまったから泣いているんだ」 「Cくんは胸をやさしくさするのが一番落ち着くようだ」 ひとりひとりのことが分かるようになるとうれしいですよね。 始めは0からのスタートかもしれませんが、子どもたちを理解するために試行錯誤を繰り返し、保護者や先輩保育士と協力しながらみんなで育てていく。 そうして信頼関係ができていくことは、保育士ならではの大きなやりがいとなります。
親のように成長を実感できる
保育園に通う子どもたちは、1日の大半の時間をそこで過ごします。 親よりも先生と過ごす時間のほうが長いという子どもたちも少なくありません。 1年間(担任を持ちあがる場合はそれ以上)毎日子どもたちと過ごすので、子どもの成長を感じる場面もたくさんあります。 乳児(0~2歳児)は特に、日々の成長が目に見えてわかりやすいといいます。 ハイハイができるようになった、歩けるようになった、トイレで排せつができるようになった、など。 幼児(3~5歳児)は、日々の活動や、運動会・発表会といった行事を通して特に成長を実感します。 できない悔しさなど様々な気持ちを経験し、その過程を知っているからこそ、できるようになった時のはより一層嬉しい気持ちになります。 まるで親のようにうれしく感じるのも、保育士ならではの魅力に感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 多くのお仕事が機械化していく中で、心を持ち温かなスキンシップができる人間にしか務まらない立派なお仕事、保育士。子どもの成長を見守っていくことのやりがいを知っていただけたらうれしいです。