幼稚園によってこんなに違う!先生のユニフォーム特集
幼稚園の先生は、常に子どもと遊んだり走ったり、踊ったりと動きやすい服装で仕事をします。 近年では、園独自のユニークなユニフォームが人気で就職したい園に選ばれているところもあるくらい、毎日着るユニフォームは重要視されるようになってきています。 これから幼稚園に就職する人は、自分はどんなユニフォームを着て働きたいかというところにも、重点をおいて幼稚園を探してみるのも良いでしょう。 今回は、色々なユニフォームの紹介と、就職・実習のときに役立つ情報を交えてお届けします。
どんなユニフォームがあるの?
ここでは、ポピュラーなものを含めて4つのユニフォームをご紹介していきます。 ■ジャージ まずはジャージです。 園で指定のジャージを着用するところもあれば、ジャージなら何でも良いこともあります。 選ばれる理由として、一番は動きやすさですね。 また、先生たちも着替えが楽なので、プールや早く着替えなければならない場面においても利点があります。 次にご紹介しますが、ジャージの上にエプロンを着用するという園も多いです。 ジャージだけだと先生らしさがないように見えてしまいがちですので、エプロンを着用して運動や外遊びのときは脱ぐなど、着方も様々です。 ■エプロン エプロンといえば保育園と想像しますが、幼稚園でもエプロンがユニフォームの園はとても多いですね。 実習生でも、実習中はエプロン着用してきてくださいと言われるところもあるでしょう。 子どもたちがぶらさがってきたり、汚れた手で触れたりすることが多いので、エプロンは服装を汚さないことにも役立ちます。 また、大きなポケットがついているエプロンが多いので、メモ帳やティッシュなど保育アイテムを入れるのにも良いですね。 最近では、キャラクター系のエプロンの進化がすごいです。 園によってキャラクター一切NGや、このキャラクターはダメという指定がある場合がありますので、要確認です。 先ほどご紹介したジャージの上にエプロンを着用したり、行事のときに園指定のエプロンを着用するなど、色々な着方があるので、気になるところは実際の見学時によくチェックしておきましょう。 ■制服 園児は幼稚園指定の制服を着用しますが、先生も園児と同じデザインの制服を着る園もあります。 女性の場合、ポロシャツかTシャツ・園指定の上着にキュロットスカートかハーフパンツ、ハイソックスのスタイルが多いです。 男性の場合は、動きやすいズボンか園指定の園制服と同じズボンにプロシャツかTシャツのパターンがあります。 先生も子どもたちと同じデザインの制服を着ていることで、統一感や清楚なイメージを持つことが出来ます。 先生にとっても、毎日着ていく洋服選びに困ることがないので楽という意見も多いです。 制服のパターンは、園によって様々でワンピースタイプのようなところもあれば、園児と同じデザインではなく、おしゃれなデザイン性のある制服の園もあります。 ■私服 続いては私服です。 これは、エプロン着用の園では私服でいいというところも結構あります。 とはいえ、普段の保育がしやすくて、保育者としての身だしなみの常識の範囲内です。 ジーパンがダメな園・オッケーな園、フード付きのパーカーがダメなど、園の規定によって、私服といっても着用出来るものは決まりがあります。 就職前にも実習前にも、必ず服装に関する規定は細かく聞いておくことをおススメします。
実習・就職前に覚えておきたいユニフォーム事情
実習に行く前には、実習生の服装について指定があるかと思います。 エプロン、ジャージーなどざっと示されている場合には、どんなエプロンなら良いか、ジャージは先生たちがどんなものを着用しているかを確認しながら、既定の範囲内の服装で臨みましょう。 園からお借りして着用する場合は、汚れやほつれなどに気を付けて自分が実際に働くイメージを持ちながら着用しましょう。 就職で幼稚園探しをしている人は、まず自分がどんな幼稚園でどんな先生と働きたいかを具体化し、ユニフォームも大切なポイントとして先生たちが着用している様子をよく見て、自分に一番合うところを選びましょう。 園からの支給がほとんどですが、自分で購入したり裁縫したりしなければならない園もあります。 制服がかわいいからここにしようという決め方はちょっと安易すぎるかもしれませんので、幼稚園選びの一つの項目としてユニフォームを入れておきましょう。
まとめ
ユニフォームに着眼点を置くって意外と忘れがちなことですよね。 ここでご紹介したのはほんの一部のユニフォームですが、毎日着る仕事着ですので自分に合うユニフォームの幼稚園を見つけて見てください。 各幼稚園のウェブサイトには、先生たちの様子やユニフォームが掲載されているところも多いので、サイトを見てみるのも大変参考になります。