就職する園はどう選んだらいい?自分に合った働く場所を見つけるコツ
みなさんは、就職する園選びでは、どこを見ていますか?
保育士や幼稚園教諭免許が取得できる教育課程を進んでいると、保育園・幼稚園・認定こども園の他にも、乳児院や児童養護施設など資格を活かせる就職先はたくさんあります。
今回は就職先の園を選ぶ時のコツをご紹介します。
自分に合った就職先を見つけて楽しく働けるようにしてくださいね。
コツ1:園、施設ごとの違いをしっかり理解しよう
保育士や幼稚園教諭免許を取得する課程に進んでいる学生であれば、保育所と幼稚園の違いや児童福祉施設の種類などは勉強して知っていると思います。
就職先を選ぶ前に、もう一度その違いをおさらいして整理しておきましょう。
次に就職先としてどこがよいかを考えるために、「働く」ことを意識して比較してみます。
たとえば、保育園で保育士として働くと多くの園がシフト制を取っているため、働く時間が固定されませんが、幼稚園教諭の場合は基本的に8時〜17時までなど毎日決まった時間で働くことになります。
他にも、児童養護施設や乳児院などだと泊まりの勤務になる可能性もあります。
これまでは、子どもや利用する保護者にとってどんな施設なのかや法的にどう分けられているかを学んできていますよね。
でも、就職先を選ぶ段階では保育士・幼稚園教諭として働く上でどうか、という視点で比較するようにしましょう。
コツ2:どう働きたいか明確にしよう
就職先を考える上で、「どう働きたいのか」を明確にしておくことは大切です。
・残業がなくてできるだけ定時で帰れるところで働きたい
・プライベートが充実させやすいように長期休暇が取れるところがいい
といった”自分”を軸にした基準はもちろん
・少人数制の保育園で子どもたちとじっくり向き合って保育したい
・イベントがたくさんある園で楽しく働きたい
など、「どんな保育がしたいのか」「子どもたちとどう過ごしたいのか」も考えていきましょう。
どう働きたいかを考える時のポイントは5つ。
1:自分のやりたい保育/幼児教育
2:将来の目標やライフプラン(産休・育休を取って現場に戻りたい、主任や園長を目指したいなど)
3:働く時間帯(シフト制なのか固定なのかや残業の程度)
4:働くエリア(今住んでいるところから近いところがよいのか、引っ越しをするのか)
5:プライベートの充実度
しっかり自分と向き合って、就職先を選べるようにしていきましょう。
コツ3:働きやすさで園を見てみよう
自分なりの働き方を明確にしたら、その希望に沿って園を見ていきます。
どうしても保育方針や教育方針といった「自分のやりたい保育/教育ができるかどうか」に気を取られがちですが、働きやすさにも注目することも大切です。
働く上でチェックしたい福利厚生も園によって様々です。
株式会社が運営する保育園ではマンションを社宅として借り切っているところもあり、格安で都会に住めたり、まとまったお休みをもらえたりすることも・・・!
中には、借り上げ宿舎をもつ保育園の運営事業者向けに上限8万2千円(家賃の7/8を支援)補助金制度を設けている自治体もあり、保育士の働きやすさは様々なところからサポートされています。
働きやすさに絞って園情報をチェックしてみると、色々と違いがわかってきますよ。
しっかりチェックしてみてくださいね。
まとめ
園の保育について、教育について、どんな園長先生でどんな先生が働いているの?働きやすさはどうかな?と自分なりのポイントを明確にしたら、ココキャリで探して園見学に行ってみましょう♪