あなたはどんな幼稚園で働きたい?面白い特色の幼稚園を見てみよう
私立幼稚園では、様々な特徴の幼児教育を実践している園がたくさんあります。
初めての集団生活の場で、パパやママは自分の子どもをどんな幼稚園に通わせたいのかを考えますが、そこで決め手となるのが特色のある教育・保育をしている園です。
音楽・体育・漢字・自然など、重点を置いているところは様々です。
これから幼稚園教諭になる学生にとっても、例えば音楽が得意なら音楽教育に力を入れている園だと、自分の得意を生かせる保育が出来そうですよね。
このように、園選びは園の特色で判断されることが多いので、今回はユニークな幼稚園の特色をご紹介していきます。
音楽教育
音楽大学付属や音楽幼稚園のように、教育の根本が音楽になっている園と、通常の幼稚園で音楽の時間が多かったり、楽器演奏や合唱などに力を入れていたりする園があります。
前者の園の場合は、先生にも音楽の専門性が必要となる場合があります。
ピアノが弾けるだけでなく、歌唱や音感など求められるスキルが高い園もありますので、幼少期から音楽に親しんでいた人や高いレベルで音楽教育をしたい人にはオススメです。
また、後者の場合でもピアノや楽器演奏のレベルが求められる園もあるかもしれません。
しかし、自分自身が「音楽が好き!」という気持ちがあるというのが最も大切なことですので、ピアノが苦手だったり自信がなくても、挑戦する気持ちを大切にしましょう。
中には、音楽の専門講師がいる園もありますので、事前に質問してみるとよいでしょう。
体育教育
近年、子どもたちの体力低下が問題となっています。
子どもたちを取り巻く環境や遊び方の変化によって、外でのびのびと遊べる時間と環境が減っていることも影響しています。
スポーツに特化したスポーツ幼稚園では、オフィシャルパートナーなどと提携し、保育の他にスポーツ教育の時間を通して、心身ともにたくましく、健全な人間育成を行っています。
体育に重点を置いているといっても、体育教育を通して子どもたちのどの部分を育てたいのかは園によって様々です。
「身体を動かすことを楽しいと感じること」
「成功体験を積んで喜びを感じること」
「運動感覚を養う」
色んな視点が置かれているので、自分がやりたい方針に合ったところを見つけていけると良いですね。
漢字教育
絵本やかるた・フラッシュカードなどを用いて、幼児期の頃から漢字に触れる教育をしている園もあります。
持ち物の名前は全てフリガナを付けずに漢字で記入したり、漢字の読みやその意味を覚えたりし、漢字の形を見て「この形の読みはこれ!」というような感覚で覚えていくことで、楽しく漢字に触れることができます。
幼児期は、書ける・読めるに重点を置くというより、まずは漢字(文字)に触れること、読むことを楽しむことが大切でしょう。
自然教育
大自然の中で緑いっぱいに囲まれた幼稚園や、自然の中で自分の力で生きる力をつけることを特色としている幼稚園です。
地域によって、日常的に自然に触れる機会がないということもありますよね。
しかし、自然の中に一歩入ると、ぬかるんだ道や険しい道、坂や水の中など色んな困難が待ち受けています。
そんな中で過ごしていくうちに、何かに挑戦するようになったり、弱い心と戦って強くなったり、友達を気に掛けたりするようになります。
自然は、子どもを人間的に大きく成長させてくれるところなのです。
そんな自然環境でのびのびと保育をしたい人にはおすすめです。
まとめ
今回は4つの特色ある教育・保育をご紹介しました。
どれも子どもの豊かな成長のためにとてもユニークな教育ですよね。
就職先として選ぶときには、色々な特色が面白い幼稚園を見てみるのも楽しいでしょう。
紹介した以外にも、個性的な幼稚園はたくさんあるのでココキャリ参考に、調べてみてはいかがでしょうか。