壁面制作はこんなに楽して簡単にできる!おすすめ裏ワザ&コツ紹介
幼稚園や保育園を彩る壁面。
壁面を製作するのって結構な手間暇がかかりますよね。
とはいえ、就業時間中に作業するには、細かい作業でもなるべく楽して簡単にしたいと思っている先生たちが多いのでは?
そこで今回は、壁面製作の裏ワザと誰でもできるコツをご紹介します。
学生さんも、これさえ覚えておけば現場に入ってから役に立つこと間違いなしですよ!
ホッチキスで1つで悩みが解決
普段の保育活動で行う壁面製作においても、人数分にたくさん同じ型に切らないといけないことは多いですよね。
1枚ずつ切っていたら切りがないし、一度にたくさん重ねて切ると、段々ずれてきてしまいます。
そんなときは、複数枚を重ねて隅をホッチキスで2~4か所留めることをオススメします!
ハート型やカットが複雑なものは、特にずれやすかったり、切りにくかったりするので、ホッチキスで余白部分を留めておくだけで、ずれずに安定した状態できれいにカットすることが出来ます。
小さい丸などの形の場合でも、ホッチキスを留める余白を少し残しておくと良いでしょう。
ただし、重ねすぎると留めている部分から破けたり紙がずれる可能性があるので、画用紙の場合は4~6枚、折り紙などの薄い紙の場合は5~8枚程度までとした方がいいかもしれません。
また、厚紙をたくさん切る場合はホッチキスで留める方法は活用できないこともあります。
マスキングテープで簡単に装飾!
近年、マスキングテープの人気は高まり、様々なサイズ・デザインのものが発売されていますよね。
保育の現場でもマステを使うことはよくあります。
壁面製作では、例えばキャラクターの洋服や帽子の装飾に使ったり、画用紙にはない模様のデザインが多彩にあるので、おしゃれにアレンジして使うなどして活用することができます。
簡単に貼ってはがせるので、使い勝手も良いですし、ちょっと仮止めしたいところに使ったりと、壁面製作のお助けアイテムとしても使えます。
画用紙で一つ一つ作るのにはちょっと手間がかかるな・・・というものも、マステを活用して簡単にかわいくデコレーションしちゃいましょう!
色んな素材を使ってひと工夫!
続いては、製作する上でのひと工夫としておすすめの方法です。
壁面は幼稚園によっては、毎月変えているところや四季・行事に合わせて変えることもありますよね。
勤務時間内に製作しようとなると、どうしても壁面に手を込んで作れなかったり、簡単にできるもので済ませようとしてしまいがちです。
そこで、いつもの壁面にちょっと他の素材を使ってみてください。
例えば、キラキラした色紙や凹凸のある画用紙を使うことで、立体感や光沢を作ることが出来ます。
また、雪を切り紙で表現したり、カラーテープで海の波を表すのも面白いでしょう。
壁面はただ飾っているだけのものではなく、子どもたちに保育室や園の壁面を通して、季節感や行事への期待・意欲を高めていくこともねらいに含まれています。
いろんな素材を使用することで、より子どもたちの目に止まりやすく、興味を持って壁面を見てくれるようになるかもしれませんね。
さらに、廃材のトイレットペーパーの芯やペットボトルのキャップなどを使って、飛び出してきたような躍動感と立体感を演出できます。
子どもたちと一緒に作り上げる
壁面は先生の手作り!というのも素晴らしいのですが、保育室を彩る壁面であれば、クラスの子どもたちと一緒に作り上げれば、もっとクラスの一体感や話題が増えます。
先生は壁面のテーマを決め、背景や周りの装飾などを製作しておきます。
子どもたちには、例えばハロウィンの時期であれば、かぼちゃ。クリスマスであれば、サンタクロースなど。
それぞれテーマの主役を作ってもらいましょう。
みんなの作品が出来て完成する壁面と子どもにも伝えることで、自分たちのお部屋を自分やみんなの作品でステキにしたいという気持ちも高まりますね。
年齢ごとに難しいものではなく、短時間で簡単にできる製作にしましょう。
まとめ
今回は壁面製作についてのコツをご紹介しました。
色んな先生の作り方や裏ワザがありますので、ここでご紹介したアイデアを参考にしつつ、どんどん先生たちのやり方を真似作をしていきましょう。
保育室が子どもたちの笑顔だけでなく、壁面で華やぐ場所になりますように、ぜひご紹介したことを実践してみてください。