準備が大変ってホント?先生としてのやりがいを感じられる園行事の魅力
幼稚園・保育園では誕生会や運動会、そして発表会など季節ごとに様々な行事がありますね。 「幼稚園教諭・保育士は行事前の準備は大変そう」 というイメージがあるのではないでしょうか。 今回は、行事前の準備とはいったいどのようなことをするのか、そして忙しい中でも頑張れるのはなぜなのか? 先生のやりがいを感じる瞬間について紹介していきましょう! まず初めに、大変と言われている行事前の準備とはどのようなことがあるのかを見ていきましょう!
行事前の準備
【計画案の作成】 どのような行事を行う前にも計画案の作成が必要です。 まずは、行事を通して子どもたちに何を感じてほしいのかをねらいを決めましょう。このねらいを共通理解することで行事の意味を理解し充実することでしょう。 現在は、コロナウイルスの影響で、人数制限などが厳しくなり前年度と同じ環境で行うことが難しい場合もあります。 どのように行事を進めていくか、準備物や流れをしっかり職員間で話し合い連携を図ることが大切ですね。 【活動・練習】 計画がまとまってきたら、子どもたちにも活動内容を知らせていきます。 運動会や発表会などは、昨年度の年長クラスの活躍を見て憧れを抱いている子も多いです。 子どもたちがやりたい!と思うことを聞きながら、発表会の参考にしたり、ダンスの振付を一緒に考えたりするのも良いですね。 【保護者への手紙作成・協力依頼】 大きな行事となると、保護者への協力の依頼や関係各所への連絡をするために手紙を配布することもあります。 ・当日の流れや服装について ・手伝いをしてくれる方への依頼 ・駐車場の案内 行事ごとに必要な物は異なりますが、お家の方にわかりやすいように作成することが大切になってきます。
園行事の魅力とは?
「準備が大変だけど頑張れる!」園行事の魅力を2点紹介します。 【子どもたちの成長を感じることができる】 「発表会前には人前で声を出すことすら緊張していた子が、当日には堂々とたくさんの人の前で演じられました」 このように行事を通して今まで出来なかったことができるようになり自分に自信が持てるようになったという子もたくさんいます。 様々な経験を経て子どもたちの成長を感じることが出来るのは行事ならではの光景ですね。 【達成感を得ることができる】 運動会や発表会などの大きな行事前には、1ヵ月以上前から準備を進めることもあります。 子どもたちともダンスの練習をしたり、動きを伝えたりする毎日が続くことでしょう。 最初は「当日までに間に合うのかな」という焦りが出てくることもありますが、子どもたちが覚えて皆の息があってくると「ここまで皆でよく頑張った!」という達成感を得ることができます。 子どもたちと保育士が協力し、共に達成感を得ることが出来るのも行事の魅力の一つだと思います。
まとめ
園行事は準備することが多く、行事前には忙しく保育士の仕事は増えると思います。 しかし、その中でも行事を通して子どもたちは「やり遂げた」という達成感や自信を持つことが出来る、いいきっかけになるのではないでしょうか。 そして子どもたちだけではなく、一緒に一つの行事を作り上げてきた保育士や協力してもらった保護者との繋がりも深まります。 園行事だからという理由だけではなく子どもたちに経験してほしいという気持ちを持って一つ一つの行事を大切にしていきたいですね。