就職するなら幼稚園?保育園?それともこども園?それぞれの魅力を伝授
「子どもと関わる仕事をしたい!」と考えた時に、悩むのは就職先ではないでしょうか。 今回は幼稚園、保育園そしてこども園にはどのような違いがあるのか、それぞれの魅力と共に紹介していきましょう!
幼稚園の魅力
幼稚園は満3歳以上の子どもたちを対象としており、就学前の幼児への教育を目的としています。 そのため、遊びや生活のなかで集団生活に必要なルールを伝えたり、年齢に合ったカリキュラムを作ったりして子どもたちの発達や成長を見守っています。 幼稚園は基本的には14時から15時には降園となり、その後は預かり保育となります。 預かりの時間は園児も少なくなることから、預かり担当保育者に引き継ぎ、担任保育士は保育準備や事務作業を行う場合もあるため時間も確保しやすいです。 また、春休みや夏休みなどの長期休みもあるので、仕事とプライベートを両立することができます。 ■幼稚園はこんな方にオススメ! ・それぞれの園の特色を知り、子どもの教育に関わりたい ・子どもの長期休み中にまとまった休みが欲しい
保育園の魅力
両親の共働きなどにより保育に欠ける子どもたちを預かるのが保育園です。 対象年齢も0〜5歳児まで受け入れており、7時頃〜19時以上に開園しているところがほとんどです。 そのため保育士の勤務もシフト制となり子どもと過ごす時間も長くなるでしょう。 子どもの保育が中心となりますので事務作業の時間を確保する事は難しいですが、0歳から入園していた子が5歳児になり卒園していくまでを見守ることができるので、保護者と一緒に子どもたちの成長を見守っていきたい方にとってはオススメな働き方ではないでしょうか。 また、保育園は基本的には複数担任制であり、先輩保育士の保育のやりかたを近くで見ることができるのも魅力の一つです。 保育士としての知識や経験を生かして保護者の育児相談にのることも保育士の大切な役割です。 保護者に寄り添いサポートしていく中で信頼関係を築いていくことでさらなるやりがいを感じることができるでしょう。 ■保育園はこんな方にオススメ! ・0~5歳まで幅広い年齢の保育に携わりたい ・複数担任制の中で先輩保育士の保育のやり方を見て参考にしたい
こども園の魅力
幼稚園の「教育」と保育園の「保育」を兼ね備えているのがこども園です。 こども園は基本的0〜5歳児を受け入れしており、親の就労に関わらず入園できます。 幼稚園同様に3〜5歳児には成長発達に応じたカリキュラムを作成し、園に特色によっては水泳、体操、ひらがなや数字の勉強などを取り入れている所もあります。 また、こども園の行事は幼稚園主体の園なのか保育園主体の園なのかによっても異なりますが、幼稚園主体の園では保育園に比べ様々な行事が設定されていることが多いです。 日本の伝統行事や季節を感じることのできる行事も多々ありますので子どもたちと一緒に行事を経験する中で自身の成長にも繋がるのではないでしょうか。 ■こども園はこんな方にオススメ! ・幼稚園機能の子どもたちへの「教育」と保育園機能の「生活のサポート」の両面を経験して知識を深めたい ・様々な行事を通して保育者としての経験を積み、子どもと一緒に成長したい!
まとめ
幼稚園、保育園そして認定こども園はそれぞれ預かる年齢や特色に違いがありますが、子どもの成長を感じることができるとてもやりがいのある仕事であることは間違いないです。 就職先を探す中で、自分は何を重視したいかをしっかりと考えることが重要ではないでしょうか。 この記事を参考にして自分に合った働き方を探してみてくださいね。