【Part2】1年目の保育士がぶつかる壁とは?解決方法を知るQ&A
「憧れていた保育士として頑張ろう」と入職したけれど、子どもとの関わり方や保護者や職場の人間関係での悩みが尽きずに「私は保育士に向いていないのかな?」と落ち込んだ経験がある人は多いのではないでしょうか。 今回は新人保育士が抱える悩みと共にその解決法も併せて紹介していきましょう。
Q&A
Q.保護者対応に緊張する 保護者と何を話したらいいか分からず会話が続きません。 緊張しすぎて伝えなくてはならないことも言い忘れてしまうこともあり、保護者対応を苦手に感じてしまいます。 A.大事なことはメモで確認!笑顔で挨拶を忘れずに。 入職したての頃は、「何を話したらいいかわからないし、緊張して話が続かない...」 と保護者対応に苦手意識を抱く方もいるのではないでしょうか。いざ保護者の前に出ると頭が真っ白になってしまい大切な連絡事項を伝え忘れてしまうなんていうミスにも繋がってしまいます。 そうならないためにも保護者の前に出るときは一呼吸置いて話すことをまとめておきましょう。頭の中だけで考えると忘れてしまうこともあるので必ず伝えることはメモをして確認するといいですね。そして何より「笑顔」で対応することが重要です! 笑顔で話すことで相手にもいい印象を与えるでしょう。 また、会話に困った時には子どもとの会話の内容を話すのもいいですね。 「今日は○○くん、ママとパパと公園に行ったのが楽しかったと教えてくれましたよ!よく公園に遊びに行くんですか?」 というようにふと会話に困った時には、家での様子を聞くことで会話も弾むことでしょう。 --------------------------- Q.先輩保育士に質問できない こんなこと聞いてもいいのかな?と迷い、確認をできずにいたら結局失敗してしまった。どのようなことでも確認した方がいいですか? A.不安なことは確認して。ただし一度聞いたことはメモで残そう 初めは分からないことだらけで何をするにも不安だと思います。その中で勝手な判断で行動してしまうと後々に大きな問題になってしまうこともあります。先輩に質問することは緊張するかもしれませんが、そこはしっかり確認することが重要です。聞いたことはメモをとり同じ質問をくり返さないようにすることも心がけましょう。 「お忙しいところ失礼します」 と質問前に一声かけるとより好印象になりますね。 --------------------------- Q.子どもとどのように関わったらいいか分からない 子どもたちが、お集まりの時に私の話を聞いてくれなくて困っています。他の先生が主で集まる時には話を聞いているのに私の時は全然まとまりません。 A.先輩の動きを参考にしよう。 先輩保育士の時に話を聞いているのでしたら、その時の子どもへの話し方をじっくり観察しましょう。 話始める前に手遊びや簡単なゲーム等で子どもたちの興味を惹きつけて、話を聞く体制を整えます。 そして伝えたいことを簡潔に聞きやすい声で話をすることで、子どもたちにも伝わりやすいですね。 そのためにも子どもたちの興味を惹きつけるような手遊びやゲームなどを学び保育の引き出しを増やすといいでしょう。 先輩保育士は経験を重ねて子どもを惹きつける魅力を備えていますので、何故この先生の話を聞くんだろうと思ったら、そういった点を踏まえて観察してみてくださいね。
まとめ
新人保育士は失敗することも多々あるでしょう。 しかし、失敗したから私は保育士に向いていないと落ち込むのではなく、今回失敗してしまったから次はこうしてみようと反省を次に生かして同じ失敗を繰り返さないことが大切です。 悩むこともたくさんあるとは思いますが、保育士はとてもやりがいのある素敵な仕事です。 困った時には先輩や周りの人の力を借りて解決できることもありますので、1人で抱え込まずに相談してみてくださいね。