保育士が、学生時代を振り返ってやっておけばよかったと思うこと
保育学生の皆さんは、教授や実習先の先生に「学生の間にいろいろ準備しておくと良いよ!」と言われたことはありませんか? 「分かりました」と答えたものの、何を準備しておけば良いか分からない人も多いと思います。 そこで今回の記事では、元保育士の私が『学生時代にやっておくといいこと』を3つ紹介したいと思います。 ぜひ、参考にしてくださいね。
自分の苦手分野を克服しておく
一般的に新人、ベテランに関わらず園によって保育士には様々なスキルが求められます。 例えば… ・字を綺麗に書く ・ピアノを弾く ・体操やダンスをする ・箸の持ち方、食事マナー ・工作、製作、および裁縫など 苦手で放置してしまっていることがあるならば、学生のうちに克服しておきましょう。 完璧までは求めなくても、入職までに少しでもスキルアップできると良いですね!
身一つでできる遊びの中で、得意なものを持っておく
保育園、幼稚園では子どもたちに待つことを促す場面があります。 大人にとってはほんの数分でも、時計の読めない子どもにとっては、終わりの見えない長い時間に感じられます。 そんな時にただ「待っててね」と言っても、子どもたちはお喋りしたくなったり遊びたくなったり…。 いざ行動する時間になると、落ち着かないことがあります。 そうならないために、保育士は子どもたちを惹き付け、落ち着かせることが求められます。 例えば、手遊び歌などの身一つでできる遊びを持っておくと良いです。 あまりゲーム性が高いものは限られた年齢の子どもしかできないので、手遊びが最適! 実習に行くと、先生たちがごく自然に手遊びを促しているように見えますが、実際に大勢の子どもたちを前にすると、頭が真っ白になり声も出なくなりがちです。 そういった状態にならないためにも、得意な手遊びを学生の間に持っておきましょう。
ペープサートを作っておく
日常の保育に加え、園内で行う誕生会などの行事で役立つペープサート。 製作に時間がかかるため、時間がある学生の間にそういった諸々を作っておくと余裕が生まれます。 おすすめの物語は「大きなかぶ」や「3びきのヤギのがらがらどん」といった昔話! 汎用性が高く、季節感に縛られないものを作っておきましょう。
貴重な時間を有効活用する
時間に余裕がある学生時代に、貴重な時間を上手く使って未来の保育士の自分のために頑張ってみてくださいね。