面接を行う際に必ずと言っても良いほど聞かれる「志望動機」はなぜ必要なのか、改めて考えてみましょう。
履歴書も記載する欄があるので、面接の前にしっかり志望動機を固めておくことが大切です。

・保育の仕事に対する熱意の有無を感じ取るため
どうして保育の仕事に就きたいと思ったのか、どのような保育を行っていきたいのかなど「保育の仕事に熱意はあるのか」を志望動機から確認することが多いです。
保育業界は子どもと過ごすこと以上に大変なことが多く、熱意のある人でないと続かないのが現状ですよね。
頑張ろうという熱意を感じるためにも志望動機を聞いている園が多いです。

・園が求めている人材と合っているかの確認
たくさんの園の中から、なぜ自園を選んだのか採用担当側は知りたいのです。
園の雰囲気や保育に対する価値観など、園側が求めている人材と合っているかを志望動機から見極めていると言って良いでしょう。

志望動機の必要性を理解した上で、好印象を与えるような書き方をしていきたいですよね。
他の職業とは違い「保育業界だからこそ」の志望動機の書き方を意識していくと良いでしょう。

・なぜその園を志望したのか
1番大切と言っても過言では無いのか「なぜその園を希望したのか」という点です。
たくさんある園の中でその園を選んだ理由を、園の特色や保育内容を交えて書くと「しっかり理解してきてくれている」と好印象ですよ。

・保育の仕事に就こうと思った理由
保育に対する熱意を伝えるためにも、保育の仕事に就こうと思った理由をわかりやすく書いておきましょう。
ただ「子どもが好き」ということだけでなく「幼少期の接し方の大切さを知り、子どもの成長を保護者の方と一緒に見守っていきたい」など具体的に書くことをおすめします。

・保育向きの人柄をアピールする
自分のこのような点が保育向きです！とアピールすることも大切です。
保育向き、といっても「子どもと同じ目線で楽しむことができる」といった、子どもとの接し方を想像できるものか、「周囲を見て臨機応変に対応することができる」など保育の仕事を想像できるものまで様々な面がありますよね。
ここは自信がある！という自分の人柄をアピールしていきましょう。

好印象を与えるような書き方とは対照的に、志望動機を書くときの注意点も把握しておくことが大事です。
この内容はちょっと薄いかも…と思われないように気をつけましょう。

・どの園でも使いまわせる内容を書く
どうしてこの園を希望したのか、という内容の点で「どの園でも使いまわせる内容」はNGです。
その保育は他の園でもできるのでは？という印象を採用担当側に与えてしまう可能性があります。
園ならではの特色や保育内容を意識して志望動機を書きましょう。

・給与面や勤務待遇について書く
実際に志望動機として給与面や勤務待遇が良いことから選んだという人もいますよね。
正直に話すことも大切ですが、履歴書の志望動機欄の最初に書く内容としては不適切です。
あくまでも園全体や保育観に共感したなどという理由を第一に上げ、給与面などの点はあえて書く必要はないと言えます。

好印象を与える志望動機に関してのお話をしてきました。
保育業界という少し特殊な面がある面接の志望動機の内容は、どのように書いたら良いのか悩むこともありますよね。
まずは園の特色や保育内容を理解した上で志望動機に反映し、保育の仕事に携わりたい理由、自分の人柄についてアピールしていきましょう。
誠実な姿を見せることで良い印象を与えることができるので、頑張ってくださいね！