保育園・幼稚園ではどんな人材が求められるの?
子どもに関わる仕事を目指しているみなさんは、「保育園」と「幼稚園」どちらが自分に合うのか、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、保育園・幼稚園ではどんな人材が求められているのかをまとめてみました。
就職活動や、自身の進路選択の参考にしてみてくださいね。
共通して求められる特徴
さて、保育園・幼稚園に求められる人材の特徴の中には共通しているものも多くあります。
まず大前提として、「子どもが好き」だということです。
どちらの施設でも、初めは「子どもとの関わり方に自信がない」「○○くんに避けられている気がする」など、必ず悩むことが出てきます。
しかし、粘り強く関わり「○○先生大好き」「○○先生で良かった」と言われるまでに信頼関係が築けたとき、「先生になって良かった」と思うものです。
現役の先生たちが、粘り強く子どもたちと関われるのは、根本に「子どもが好き」という気持ちがあるがあるからでしょう。
また、子どもたちと外遊びをすることもあるので、体力があり、笑顔で、前向きに働ける人が理想とされます。
能力的な面では、子どもだけでなく、保護者や他の職員と信頼関係性を築けるコミュニケーション能力や協調性があること。
更に「先生」と呼ばれる立場になることから、責任感はもちろん、子どもたちをまとめて導いていくリーダーシップ力。
好奇心旺盛で元気一杯な子ども達の健康と安全を守るために、発生するかもしれないリスクや事故を未然に防ぐ、危機管理能力も必要とされます。
これらの項目に多く当てはまる人は、保育園・幼稚園で働くのに向いていると考えて良いでしょう。
保育園が求める人材
保育士は、0歳児~5歳児までの幅広い年齢の子どもたちを保育するのが仕事!
長期に渡り、子どもたちの成長を見守りながら、その家庭をサポートする必要があります。
そのため、
・長時間の保育に不安や寂しさを覚える子どもたちを安心させる包容力
・幅広い年齢の子どもたちの発達過程や、それに合った遊びや関わり方
・個々に寄り添い、子どもの考えを理解する力
上記が求められます。
幼稚園が求める人材
幼稚園は、未就学児のための「学校」という区分となっています。
そのため、幼稚園教諭には、園児の見本となれるだけのスキルが多く求められます。
「見本になれる自信がない」という学生さんでも大丈夫!
捉え方を変えると、自分の得意なことを活かすことができるのが幼稚園ではないでしょうか。
例えば、
・絵画や工作
・ダンスや体操
・音楽
・読み聞かせなど
すべてができなくてはいけないというわけではありません。
運動会や発表会などの行事が盛んな幼稚園では、上記を活かせる場がきっとあるでしょう。
まとめ
ここまで挙げてきた特徴に合わなかったからといって、諦める必要はありません。
これらの中には、経験によってついてくるものも、いざ就職してから、研修を受けられる内容のものもあるからです。
園としても完璧な人間だけを求めている訳ではありません。
あくまでも、「理想」の人材であることを念頭に入れておいてくださいね。
それぞれが求める人材の特徴を把握した上で、自分に合った進路や職場を探してみてください。
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