学生時代に力を入れた、部活動を保育の就活でどう活かす?
夏も終わり秋口に入ると、友達が就職活動を本格化していることに、焦りを感じる学生さんも多いのではないのでしょうか。
一般企業とは少し違った保育の就活に、「自分はどんなアピールができるのか」頭を抱えた人も少なくないと思います。
そこで今回は、学生時代に力を入れていた部活動が、保育士としてどんなアピールポイントになるのか、実際に保育士として働いていた私の目線でご紹介したいと思います。
よろしければ、今後の参考にしてみてくださいね。
文化部
保育士の仕事は、子どもに関わる以外にも、多岐に渡る知識や技術が求められます。
そのため、部活動を通して得た特技は、保育士としてかなり有利に働くと考えて良いでしょう。
美術系が得意な人は、子どもたちとの製作活動で経験が活かせます。
また、発表会や運動会といった行事の小道具・大道具作りのアイデアが評価され、他クラスの先生から「○○先生がいてよかった!」と言われるほどです。
音楽系が得意な人は、ピアノができればそれが何よりもアピールポイントになります。
それ以外にも、楽譜を見ればすぐ歌えることや、子どもたちに音楽の愉しさを教えられることなどが挙げられます。
その他にも、被服系が得意な人は発表会の衣装作り、布のおもちゃ手作り。
演劇や映画、文芸系ならば、紙芝居の読み聞かせや、発表会の台本作成なども可能でしょう。
部活動全体を通してアピールできることに加えて、こういった直接的なアピールも可能なのは文化部ならではかと思います。
運動部
運動部では、体を動かしたり、外遊びをする楽しさを伝えられるのも運動部の利点ですが、何より体力や力があるということがプラスαのアピールになります。
また、部活動で養われたマナーや礼儀作法は、保護者対応や園長・先輩関わりで役に立つでしょう。
フランクな会話の中にも、丁寧な言葉遣いや、目上の人を尊ぶことができる姿勢は、アピールポイントとしてだけでなく、就職活動全体を通して有利に働くと考えても良いでしょう。
まとめ
直接的なアピールポイントが思い浮かばなくても、部活動に入り、最後まで頑張って続けてきたという経験が何よりのアピールポイントになります。
それは運動部、文化部に関係なく、その部活に入り、何を得たかか重要です。
得たもので自分がどう変わって、それを今後保育の世界でどう活かせるかが大切です。
希望する保育園の系統や、保育士の仕事を改めて確認した上で、部活動で得たものが保育にどう役立つかアピールしてみてくださいね。
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