現役ママが教える!保護者にとって理想の先生とは?
「大事な我が子を信頼できる人に預けたい」そう思うのが親心ですよね。
筆者も保育士であり5歳児の現役ママでもありますので、我が子のことをわかってくれる先生に見てもらいたいと思っています。
では、保護者が安心して自分の子を預けるとしたら一体どのような人がいいのでしょうか。
今回は、保護者にとって理想の先生とはなにかを紹介していきましょう。
いつも明るく笑顔で話しやすい
基本ではありますが、やはりいつも笑顔で挨拶をできる先生は話しやすいですね。
子どもたちからも「先生は○○してくれて面白いんだよ」と園での話を聞くと、常に笑顔で話しやすい先生と好印象を持たれることでしょう。
子どもの気持ちを受け止められる
子どもたちは自分の思いを上手く表現できずに、友達とトラブルになってしまうことがあります。
例えば、友達のことを叩いてしまったAちゃんがいるとします。
状況だけを見たら、叩いたAちゃんが悪いと思いがちですが、話を聞いてみたら友達がおもちゃをいきなり取ったことが嫌で叩いてしまったという理由が見えてきます。
その場で起きてしまったトラブルのみを見るのではなく、なぜそのトラブルが起きてしまったのか、子どもたちから理由を聞いたり思いを汲み取ったりしていくことが重要です。
また、乳児クラスの子どもたちはまだ話すことができませんが、先生が話を聞いたり思いを受け止めたりすることで、大切にされているという実感がもてることでしょう。
ママ達も子どもが安心して楽しんで園に通っている姿を見て、「この先生になら安心して任せられる」と感じます。
子育てについて気軽に相談できる
子育てには悩みが絶えません。
心配だから誰かに相談したいと思った時に、子どものことをよく知っている先生が相談にのってくれると、とても頼りになることでしょう。
普段から保護者とのコミュニケーションをこまめに図り、園での子どもの様子を伝えることで信頼関係を築くことができます。
「いつも子どものことを大切に見てくれる先生なら、子育ての相談もしやすい」と思ってもらえるような関係を築けるといいですね。
子どもや保護者の気持ちに寄り添い、一人ひとりの性格や個性を理解して保護者と共有していくことで、子どもにとっての最適な支援の方法を考えていきましょう。
こまめに連絡や報告をしてくれる
家庭では経験できない、友達との関わりに不安を抱いている保護者も少なくはありません。
「うちの子どもは友達と仲良く遊べているのかな…」
「みんなと一緒に行動できているのかな…」
そのような不安を抱えている中で、先生から園での様子を詳しく聞くことで園での姿を知ることができますよね。
「今日は○○して遊びました」だけではなく、「○○ちゃんとままごとをしているときに、おもちゃの取り合いがありました。でもその後、お互いに『ごめんね』をして仲直りができていましたよ」というように詳しく状況を伝えることで保護者もイメージが付きやすいですね。
私自身、自分の子どもの様子を詳しく教えてもらえると「先生はしっかりうちの子のことをよく見てくれているし、性格も分かってくれているんだな」と嬉しくなります。
まとめ
保護者にとって一番重要なのは「子どもが安心して園生活を過ごしているか」ではないでしょうか。
保護者や子どもたちと信頼関係を築いていくことは簡単なことではありません。
しかし、子どもたちにとってより良い保育とはなにかを常に考え、保護者とのコミュニケーションをこまめに図ることで「○○先生になら任せられる」と思われるようになるでしょう。
子どもたち、そして保護者から信頼も得られる理想の先生になるためにも、今回の記事を参考にしてみてくださいね。