秋を感じられる、保育のアイデア
木々の葉が色付き始め、冷たい風を感じるようになってきたらいよいよ秋本番ですね。
トンボやミノムシなど「秋といったら〇〇」と連想されるものも多いのではないでしょうか。
今回は数ある秋のモチーフの中から自然物を使った保育のアイデアや製作を紹介していきましょう。
自然物を使った製作遊び
■お面製作
木によって赤、黄、茶色、オレンジと様々な色の葉が落ちてきますね。
色も形も個性的な葉を集めて、お面製作をしてみましょう。
〈作り方〉
1.紙皿を用意し、目の所に穴を空けます。(顔の大きさに合わない時には画用紙で代用可)
2.紙皿の周りに落ち葉や木の棒をボンドで貼り付けます。(紙皿の周りに全体に落ち葉を貼り付けるとライオンみたいにもなります)
3.顔の位置に合わせてお面の内側から平ゴムをつけて調節すれば完成です。
■写真フレーム
写真フレームの大きさに切った段ボールの周りに木の棒やどんぐり、落ち葉などを飾り付ければ、秋の魅力たっぷりの写真フレームの完成!
子どもの写真を飾るとかわいいですね。
敬老の日のプレゼントなどにも喜ばれるのではないでしょうか。
■落ち葉の花束
イチョウを集めてゴムで束ねます。
そして好きな色のリボンを巻けば黄色が鮮やかな花束のように…!
クラスの壁面として飾ったりお花屋さんごっこをしたりして、遊びに取り入れるのもオススメです。
■どんぐりマラカス
小さなペットボトルや透明な紙コップにどんぐりを入れて、ビニールテープでしっかり固定すれば、どんぐりマラカスの完成です!
乳児クラスで歌に合わせてマラカスを振るという活動も楽しめます。
■自然物を使ったリース
段ボールや厚紙をドーナッツ状に切り、ボンドでどんぐりや木の枝、落ち葉などをボンドで貼り付けていきます。
落ち葉を貼り付けて、その上から松ぼっくりやどんぐりの帽子などをつけていくと隙間なくしっかり貼り付けることができます。
自然物を使った遊び
■ままごと遊び
大きな葉をお皿にしてどんぐりのごちそうを作ったり、砂のケーキに松ぼっくりを飾りつけしたりと自然物を使ってままごと遊びを楽しむことができます。
「この木の棒はお箸だよ!」とイメージを膨らませて遊ぶ姿が見られることでしょう。
■落ち葉プール
落ち葉を1か所に集めて落ち葉プールを作ります。
プールの中では、寝転がったり落ち葉をかけあったりと様々な遊びを楽しむことができます。
葉のこすれ合う音や落ち葉のにおいを全身で感じながら、ダイナミックに遊ぶことで子どもたちは大喜びすること間違いなしです。
ちなみに、落ち葉プールの中に画用紙で作ったサツマイモを入れてみんなで探し出す「サツマイモ探しゲーム」はとても盛り上がりますよ!
■落ち葉掴み取りゲーム
風でゆらゆらと落ちてくる葉を地面に落とす前に掴み取るゲームです。
落ちてくる葉は不規則な動きをするため一発でとることが難しいです。
追っていた葉をキャッチすることができた時には「下に落ちる前にキャッチできたね!」と取れた喜びに共感することで子どもたちの意欲も高まることでしょう。
※子どもたちは取ることに集中すると周りが見えなくなってしまうので、広いスペースを確保して他の子との間隔を空けるように配慮が必要です。
■どんぐり転がしゲーム
見つけたどんぐりを転がしてゴールにたどり着けるかを競うゲームです。
どんぐりを転がすだけなので乳児クラスの子も楽しめます。
《作り方》
1.ダンボールや空き箱で坂になるように固定します。
2.トイレットペーパーの芯などの様々な廃材を利用してどんぐりを転がすためのコースを作ります。
実際にどんぐりを転がしてみてゴールまで行くか確認します。
3.慣れてきたらコースを変更して難易度を上げるのも楽しいですね。
まとめ
どんぐりで遊ぶ前には虫が入っていることが多いので、必ず「煮沸」「冷凍」等の下準備をしてから遊びましょう。
落ち葉もしっかり乾燥させてから遊ぶといいですね。
秋の自然物には魅力がたくさん詰まっています。
遊びに取り入れることで秋をより身近に感じることができますので、今日紹介した遊びをぜひ試してみてください。
関連コラムはこちら↓↓
秋にちなんだ製作遊び~ミノムシ~
秋にちなんだ製作遊び~コスモス~