音楽を心地良いと感じることに、年齢や性別は関係ないように、リトミックは赤ちゃんから楽しめるとされています。
ベビーリトミックと呼ばれ、音楽に合わせて保護者や保育士とスキンシップをすることが主となります。
年齢が上がっていくにつれ、できることも増え、楽しみ方が広がるのもリトミックの魅力ですね！

乳児の頃は、手遊びや楽器を鳴らして音を楽しみ、3･4歳へと成長すると、ダンスや演奏を楽しめるようになります。
どの年齢であっても、音楽を通じて身体能力や表現力を磨くという点では違いがなく、乳幼児期から楽しめる教育法のため、習い事としても人気で、保育施設などでもよく行われています。

楽器とスペースがあれば、場所を選ばず0歳から楽しめるリトミック。
基本的には生演奏の音楽に合わせて体を動かしたり、歌ったりすることで、表現力や集中力、身体能力の向上を目指すのが主な目的とされています。
録音された音楽を使わないのは、臨機応変に、子どもの動きや表現に合わせて、リズムやメロディを変えるからです。
自由に演奏することで、子どもたちが音楽に合わせて柔軟に表現することができるんです。

例えば、童謡『ぞうさん』が流れたら、ぞうになったつもりで歩き回る。
『かえるのうた』が流れたら、蛙のようにジャンプする。
ピアノが止まれば止まる。などもリトミックの一つです。

上記の一例は、2歳頃から楽しめる内容ですが、簡単でありながら、真似をする表現力や音楽を聞き取る集中力、身体能力の向上といった、複数の効果が期待できます。

リトミックは手軽にできて、様々な効果が期待できるだけでなく、何より、子ども達が喜んで参加する可能性が高い遊びの一つです。
リトミックの特徴を理解し、日々の保育に役立ててみてくださいね。


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