子どもたちの間で流行しているものを知りたい!
幼稚園や保育園では友だちとの関わりが増えて、家庭では体験することのできない遊びに触れる機会が増えますね。
「友だちが楽しそうに遊んでいるのを見て、興味を持ってやり始めました!」というように友だちの遊びに刺激を受けて新たな遊びを楽しむことも多いのではないしょうか。
今回は、子どもたちの間で流行している玩具や遊びを紹介します。
玩具編
では、玩具編から見ていきましょう。
■ラキュー
ラキューとは平面パーツ、ジョイントパーツ等の計7種類のパーツを組み合わせて平面・立体様々な形を作ることができるパズルブロックです。
パーツや色の組み合わせによって自分のイメージしたものを形にできるので、子どもたちの想像力を掻き立てます。
説明書を見て真似して乗り物や動物などを表現できますが、その他にも自分なりのアレンジができるため、まさに無限大の組み合わせを楽しめることでしょう。
パーツが一つ一つ小さいため、提供するのは、4.5歳児クラスがオススメです。
3歳児クラスでは、ラキューよりもパーツが大きく、難易度が低めのパックスも流行っていますので、対象年齢にあわせて遊具の設定を行えるといいですね。
■カプラブロック
カプラブロックは、細長くて平たい板が1種類だけでシンプルな玩具です。
板をただ積み上げていくだけで飽きてしまいそうなイメージもありますが、以下の遊びが楽しめます。
・高く積み上げる
・家や建物にする
・線路に見立てる
今挙げたのは、遊び方の一部で他にも様々な遊びに活用することができます。
特に4、5歳児くらいになると、友だちと一緒に自分のイメージを伝えあって一つのことに取り組むことができるので保育室で流行っている玩具と言えるでしょう。
遊び編
次に流行っている遊びについて見ていきましょう。
■触れ合い遊び
触れ合い遊びは、友だちや保育者と一緒に歌を歌ったり体を動かしたりと年齢に関係なく楽しめるため人気を集めています。
特に、筆者が勤めている園で流行っているきゅうりの塩もみです。
始めに、2人組になって片方がきゅうりの役になり、横になります。
もう一人が料理の工程をイメージして触れ合う遊びです。
1.きゅうりを転がす
2.塩をすり込む
3.塩を振る
4.よくもみ込む
5.端から切る
6.きゅうりの塩もみの完成(いただきますで食べる)
7.上記の流れのように、料理の工程に合わせて体を揺らしたりトントンと切る真似をしたりと友だちとの触れ合い遊びを楽しめるため、「もう1回やりたい!」と必ずリクエストがある程流行っている遊びです。
子ども同士でなくとも、0歳〜2歳児クラスの中では、保育者との触れ合い遊びとしても楽しめるのが嬉しいですね。
■ごっこ遊び
テレビで見た、ヒーローやヒロインになりきるのはもちろんのこと、身近なごっこ遊びとして人気なのは「幼稚園(保育園)ごっこ」です。
幼稚園ごっこでは、先生役の子がお集まり中に、「はい、○○ちゃん、前をむいて話を聞きましょうね」「こっちに並びます!」と座っている友だちに声をかける場面もありました。
なんと、その口調は担任である私とそっくりでした…!
「子どもたちにはこんな風に感じているんだ」と改めて言葉遣いや話し方などに気をつけようと思った瞬間でした。
上記のように幼稚園ごっこの時もあれば、お家ごっこでお母さんになりきることもあります。
ごっこ遊びを通して、普段関わりの少ない友だちとも一緒に楽しめるのでメリットも多いですね。
まとめ
子どもたちの流行っているものには、友だちと協力したり競ったりすることを楽しむことができる集団生活ならではの活動もたくさんありますね。
一人ひとりがどのような活動に興味があるのかを把握して自分の好きな遊びを存分に楽しめるような環境を整えていきましょう。