いざ就活スタート!就活時、1園だけではなく複数園見学に行った方がいい理由
「保育に携わる仕事がしたい!」と就職活動をスタートさせたけれど、自分に合った園を見つけるためにはどうすればいいかと悩むこともあるのではないでしょうか。
募集要項をチェックするだけでなく、園見学をすることで実際の保育現場の雰囲気や保育方針や雰囲気が見えるでしょう。
オススメなのは複数の園を見学することです。
実際就職してみたら自分には合わなくてもう辞めたい!と後悔しないように求人応募する前に必ず園見学の申込みをしましょう。
園見学を1園と決めずに複数回くり返すことは様々なメリットがあります。
園の雰囲気を知ることができる
求人票や園のパンフレットに保育方針や園での活動の様子などが掲載されていることも多いですが、実際の雰囲気や子どもの様子は見学してみないとわかりません。
見学をする時には以下の点を意識しましょう。
・保育者の子どもたちへ関わり方
・保育者同士で連携は図れているか
・園内の清掃や手入れはされているか
・子どもたちは園生活を楽しんでいるか
園内を見学していると設備だけでなく保育者が、どのような声をかけているのかが分かります。
子どもの気持ちを受け止めて活動への意欲が高まるような声かけをしている先輩保育士がいたら、自分も先輩みたいな保育者になりたいと憧れを持つこともできるのではないでしょうか。
他にも、「写真では広々とした園庭だったけれど、実際は少し暗くて子どもたちが走ると危険だった」というように実際に見たらイメージと異なる場合もあります。
知らずに就職してしまうと、子どもたちと一緒にたくさん体を動かす保育をしたいと考えていたのに、走ることを禁じられてやりたいことができないと理想とのギャップに悩むことになってしまいます。
様々な園を見学しているとそれぞれの特色の違いを知ることができて、自分が働いた時のイメージが持ちやすくなるでしょう。
比較対象ができる
実習した園から就職しないかと誘われて「先生たちも優しかったし実習園に決めよう」と即決したくなりますが、後悔しないためには複数園を見学して何ヵ所か検討しましょう。
「実習園の先生たちは優しかったけれど、遅くまで残って仕事をしていた」というように園にとってメリットデメリットが存在します。
自分の理想通りの園を探すことは難しいですが、複数の園を見学することで、「A園よりB園の保育の雰囲気が自分に合っていそうだな」と実際に働いた時のことをイメージしやすいのではないでしょうか。
就職してから「やっぱり自分に合っていなかった…」と後悔しないように、忙しい就活の合間に気になる園は見学を申し込むようにしましょう。
自分の優先ポイントが分かる
自分に合った園を探したいと思っていても、何を優先させたいかはっきり答えられますか?
「いいなと思って就職したけれど思っていた保育とは違う」とならないためにも、複数の園を見学して様々な園の保育方針や施設を知り、その中から自分の理想を見つけるといいですね。
最初は、実習園のように自由保育で子どもたちの主体性を尊重する保育がいいと思っていたけれど、英会話に力を入れているA園を見学したところ、選択肢が増えるのも複数の園見学をしたからといえますね。
園の特色は様々で悩みますが、見学する中で「自分もこんな保育をしたい!」と思える園を探してみましょう。
様々な保育を学ぶことができる
園によって保育方針は様々で、実習やボランティアを経験していたとしても他にも今まで知らなかった保育方法を知る機会になります。
複数の園を見学することで、知らなかった保育に触れることができて自分の保育感を広げることにも繋がることでしょう。
まとめ
就職活動は不安になることも多く、就職を早く決めたい気持ちも強いですね。
しかし今後、長い間保育者として働くためにも就職先は最も重要になってきます。
早く決めたいからと妥協するのではなく、複数の園を見学して比較検討したうえで自分に合った園を見つけて応募してみてくださいね。
様々な条件を検討して就活を成功させましょう。