保育士の事務作業ってどんな仕事があるの?
保育士は子どもと接する保育業務だけではなく、事務作業もあります。
事務作業の仕事量や、どのタイミングで行うかは園によって様々ですが、どのような仕事をしているのか知っておきたいですよね。
そこで、今回は保育士の事務作業はどのような仕事なのか分かりやすくお話ししていきます!
保育士の事務作業とは?
子どもたちと接する保育業務以外の事務作業には、どんな仕事があるのかをご紹介していきます。
1人の保育士が担当する業務や、パート保育士などに手伝ってもらうことができる作業もあります。
・連絡ノートの記入
連絡ノートは園での様子をお伝えして、家庭の様子を知ることができる大切なものです。
特に乳児クラスの場合は、食事や睡眠、排泄などの生活リズムを確認し、子どもの様子を見ていくので保育園では毎日連絡ノートのやり取りがあります。
ICTを導入し、簡易的になっている園もありますが、園での様子や保護者からの質問に答えるため、その日のうちに記入・入力しなくてはならないので、事務作業のなかでも優先順位が高い仕事です。
・おたより作成
クラスだよりや、給食だよりなどの保護者向けのおたよりも事務仕事の一つです。
保育士の負担を少なくするため、クラスだよりを発行せず、毎日遊んだ内容や出来事をホワイトボードに書いてクラス前に掲示するという園もあります。
・月案、週案、個別カリキュラムなどの記録
保育計画のために必要な月案、週案なども月初めや週初めに作ります。
基本的にはクラス担任が考え、主任や園長にチェックしてもらうことになります。
月案や週案が曖昧なままだと、保育にメリハリがなく、子どもたちの遊びもマンネリ化してしまうので注意しましょう。
また、個別のカリキュラムなどの記録も事務作業の仕事の一つです。
子どもたちそれぞれの成長や出来事を毎月記録することで、成長過程をわかりやすく記録できるので大切な仕事ですよ。
・製作の準備
子どもたちとの製作遊びで使用するものの下準備も保育士の仕事です。
製作だけでなく、塗り絵のために下絵をコピーして置いたり、ハサミで切りやすくするために切り取り線を画用紙に書き足したりなど、細かな作業も大切な部分です。
パート保育士などにもお願いできる部分ではあるので、事務作業の優先順位を考えながら仕事をしていきましょう。
・講習会後のまとめ、書類整理
正職員の保育士で順番に講習会に参加することがあります。
保育に関する講習会で得た知識を、他の保育士と共有するために「どのような講習会だったか」「現場で活かすためにはどうするか」などの感想や意見を書類にまとめます。
・会議の議事録制作
クラス会議や全体の職員会議での議事録制作も保育士の事務仕事です。
欠席した保育士がいてもどのような会議があったのか議事録で確認することができるので、情報共有のために必要な作業です。
まとめ
保育士の事務仕事についてお話ししてきました。
日々の保育業務を円滑に行うための事務作業でもあるので、優先順位をつけながら大切に仕事をしていきましょう。