誰にでも良いところはある!保育士になって、自分の特技はどう活かされてる?
子どもたち一人ひとりに興味・関心が異なるように保育者の私たちにも得意なことや苦手なことがありますね。
「ピアノを弾くことが得意」など分かりやすくアピールできる特技もありますが、「私の特技は保育に活かせないな」と思っている人もいませんか?
保育士として活かせる特技はたくさんあります!
今回は、自分の特技をどのように保育に活かせるのか例を挙げて紹介していきます。
特技・趣味
・楽器
先生になると、子どもたちの前でピアノを弾く場面があると思いますが、「ピアノが苦手だけどギターは弾ける」というように、他の楽器を演奏できることは先生として大きな強みになります。
子どもたちは「この楽器はどうやって音を出すのだろう?」「どんな音が出るのだろう?」と楽器に興味津々。
楽器の魅力を伝えることは子どもたちにとって貴重な経験になることでしょう。
・キャンプ
趣味がキャンプで、休みの日には山へ出かける人もいるのではないでしょうか。
一見保育とキャンプは結び付かないかもしれませんが、活かせることがたくさんあります。
自然に囲まれてキャンプをしていると草花や虫のことに詳しくなり、子どもたちに聞かれたときにすぐに答えられますね。
また、虫が苦手な方も多いので「虫に触れる」ことも大きな強みになることでしょう。
・料理
畑で育てた野菜を使って子どもたちと料理をする園もあります。
筆者の勤める園では、4歳児クラスで作った味噌を使って、5歳児クラスに進級した後にその味噌を使って味噌汁を作る活動がありました。
火が通りやすい野菜の切り方やだしの取り方について子どもたちに説明しますので、料理に詳しい保育者がいると、段取りよく活動を進めることができます。
食育には欠かせない存在になること間違いないですね。
・絵を描くこと
先生になると、ペープサートの作成やごっこ遊びに必要な素材を絵で描いたり、クラスだよりの装飾を描いたりと様々な場面で「絵を描く」機会があります。
苦手な人からすると「〇〇を描いて」と突然言われたら戸惑うと思いますが、絵を描くことが得意であればすぐに対応することができるので保育中にも頼もしい存在になることでしょう。
・小物作り
裁縫が得意で手作り小物を作っている人は、手作りおもちゃを作る際に特技が発揮できます。
ままごとコーナーには子ども用のエプロンなどの手作りグッズを置く園も少なくありません。
自分で作ったおもちゃで子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿をみると、やりがいを感じることでしょう。
普段の保育中だけでなく、発表会の衣装や小物を作る際にも必ず活かせる特技ですね。
・掃除や整理整頓
保育とは直接関係ないように感じますが、実はとても重要なスキルの一つです。
掃除が得意なことは、他の人があまり気づかないような場所の汚れに気づき園内を綺麗に保つことができます。
また、整理整頓の技術を活かして、取り出しやすい物の配置や環境設定を行うことで子どもたち1人ひとりが片付けやすくなることでしょう。
保育室だけでなく事務作業をするうえでも必要なスキルです。
常に整理整頓しておくことで「探しているプリントが見当たらない」ということがなくなり作業効率もあがりますね。
・筋トレ
普段から筋トレをして体を鍛えることで、体力がついて子どもたちと一緒に体を動かす遊びを存分に楽しめます。
また、トレーニングとまではいかずとも、体の部位について詳しいと体幹を鍛えるための遊びやボール投げ等の運動遊びの指導をする際にも活かすことができますね。
体幹を鍛えることで、姿勢を正すことにも繋がりますよ。
まとめ
保育に活かせる特技から事務作業に通ずるものまで幅広いスキルがあります。
「私には得意なことは何もない」と悲観するのでなく自分の好きなことを見つめなおしてみましょう。
誰にでもいいところはあります!
自分らしさを発揮して子どもたちの興味や関心を広げていけるといいですね。