先輩が新卒1年目に思うことあるある
憧れの保育士になって嬉しいけれど、分からないこともたくさんあって不安もあるという新卒1年目の方も多いのではないでしょうか。
「先輩にどう思われているのだろうか…」と心配になってしまう方のために
今回は保育士歴10年の筆者が、
先輩は新卒1年目の方をどのように思っているのかを紹介していきたいと思います。
あるある
・まずは、笑顔で挨拶や返事をすることが大切!
挨拶や返事をすることは当たり前のことだと思いますが、緊張して表情が硬くなってしまう、はっきりとした返事ができないという方もいますよね。
しかし、先輩たちは「おはようございます!」「はい!わかりました」と笑顔で言っている後輩を見ると、『頑張っているな…!』と応援したくなりますし、保護者からの印象が良くなります。
入職直後は緊張から表情が硬くなってしまうこともあると思いますが、それでも笑顔を意識していると自然と身についてきますよ。
・休みの連絡は早めに
休みの連絡は早めにすることが大切です。
働き始めたばかりの頃は体調も崩しやすく、感染症で数日休むこともあります。
体調不良は誰にでもあるので仕方ないことですが、休む場合は早めに園に連絡するようにしましょう。
休みの連絡をするのは緊張するかもしれませんが、周りの先生に迷惑をかけないためにも心がけましょう。
・優先順位を決めよう
「泣いている子を見てたら他の子が大騒ぎ」「何から手をつけたらいいのか分からない」というように、保育中にどうしたらいいのか分からなくなってしまうこともあると思います。
先輩保育士だと子どもたちも静かに話を聞くのに、新人の先生だと騒がしくなってしまうというのもあるあるです。
それでも大丈夫。最初は子どもたちをまとめることが難しくても、先輩の動きを真似して表情や声のトーンを変えて語りかけることで子どもたちは話を聞く姿勢が整ってきます。
また、何を優先したらいいのか分からなくなってしまう時には、先輩に相談しましょう。
保育について、一生懸命に考えている後輩のことを先輩は応援しています。
上手くいかないことがあった時にはどうすれば良かったのかを自分なりに考えたうえで、先輩の意見を聞いてみるといいですね。
・報連相を意識しよう
どのような情報でも、保育士間での報連相は重要です。
転んで少し擦りむいただけだから大丈夫と判断して報告しなかったら、実は打ち所が悪くてとても腫れて大けがになっていた。というケースも少なくありません。
特に保育士1年目は自分で必要な情報を判断するのが難しいので、何か起きたら全て先輩に報告するようにしましょう。
「それはすぐに言って欲しかった…」と問題が大きくなる前に、些細なことでも共通理解しておくことですぐに対応できますね。
・とにかくやってみよう
行事の準備や製作などで先輩たちは声をかけあって進めているけれど、私は何をしたらいいのか分からないと消極的になってしまうこともありますね。
もちろん、先輩保育士としてやり方を説明したり、流れを確認したりしますが、自分から「何をしたらいいですか?」と聞いてくれると意欲を感じて嬉しくなります。
やったことないから先輩に任せるのではなく、常に「やってみよう」という気持ちを持って積極的に動こうとする新人保育士はとても応援したいと周りも思うことでしょう。
ここで注意が必要なのは、自己判断で進めるのではなくその都度確認しながら作業してくださいね。
・失敗しても大丈夫
「失敗して先輩に注意されたらどうしよう」「私って保育士向いていないかも…」とマイナス思考になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、保育士1年目で上手くいかないことがあるのは当然です。
むしろ10年、20年と経験している先輩保育士にも失敗する時があります。
大切なのは、上手くいかなかった時に反省してその失敗をどう活かすかを考えることが大切です。
失敗を恐れずに、様々なことにチャレンジして素敵な保育士になれるように応援しています。