保育士ママが語る!育児で保育士経験が役に立ったこと
保育は園にいる間の時間内ですが、育児となると24時間子どもの面倒を見るので大変だと感じることも。
しかし、保育士として普段から子どもと関わっていると、自分の子どもが生まれて育児に活かせるのではないでしょうか。
今回は現役保育士で子育て中の筆者が、保育士経験で役に立ったことを紹介していきましょう。
役立ったこと7選!
・おむつ替えがスムーズ
出産してからすぐにはじまるのが、おむつ交換です。
新生児は小さくて足を引っ張りすぎないように緊張することもありましたが、おむつ替えの経験があるので慣れるまでにさほど時間はかかりませんでした。
便がでていても抵抗なく交換している姿を見て、「すごい!さすが慣れているね」とパパが驚いていたなんてこともあるのではないでしょうか。
・月齢にあった環境を想定できる
保育園では月齢にあった遊具や環境設定をしています。
「動き回れるようになってきたから手の届くところに音の鳴るおもちゃを置こう」というように保育園での経験を生かして自分の子どもが生まれた時も発達段階に応じて部屋のレイアウトを考えたり職場でつくった手作りおもちゃを我が子のために作ったりして環境を整えることができました。
・危険予知スキルが高い
月齢が高くなり、動きが活発になると物が置いてあるとぶつかったり口に含んだりして危険を伴います。
子どもたちの興味を示しやすいものを知っているので、事前に危険要因になりそうなものを手の届く場所に出さないように意識し、子ども目線になって棚や扉などに怪我防止対策には困りません。
これらの配慮ができるのは、普段から子どもに関わっている保育士ならではのスキルではないでしょうか。
・わらべうたや絵本に困らない
子どもとのコミュニケーションには、わらべうたや絵本の読み聞かせは効果的です。
保育園では毎日歌ったり絵本を読んだりしているので、恥かしさやと戸惑うことはなく我が子にも表情を変えたり声に抑揚をつけたりして全力であやしていました。
「さすが、保育士さん。子どもも喜んでいるね」と家族や友人から言われたこともありました。
・体調の変化に気づきやすい
高熱がでたり体に発疹ができたりと子どもは体調を崩しやすいですね。
「顔がいつもより少し赤い?」「食欲がない気がする」このような小さな変化から体調不良にいち早く気付くこともあります。
早めの対処をすることで、病状の悪化を防ぐことにも繋がるのでメリットは大きいですね。
・おすすめの病院を教えてもらえる
先輩保育士や保護者から、どこの小児科がオススメなのか話を聞くことができて自分の子どもが生まれた時にかかりつけ医をすぐに決めることができました。
「耳鼻科ならここ」「待ち時間なく受診できるのは〇〇病院」というように様々なケースを想定した有力情報が聞けるのも、保育士をしているからこそですね。
・ママ友会でも安心
ママになると、ママ友と子どもたちで集まる機会が増えますね。
外食をしているときに、ママ友がトイレに行ったり用事を済ませたりしている時に抱っこであやすこともあります。
最初は人見知りして泣いていても、少しずつ笑顔をみせてくれるようになると保育士の本領発揮ができたと嬉しくなりますね。
まとめ
保育士として働いていなかったら、子どもとどのように関わったらいいか分からずに育児の不安も増していたと思います。
もちろん、保育士だからといって完ぺきではありません。
想定していたことよりも大変だったことも多く落ち込むこともたくさんありました。
それでも、今までの経験があったから辛いことも乗り越えられたと思います。
完璧を求めると疲れてしまうので「先生」としても「ママ」としても、適度に力を抜きながら子どものことを考えていけるといいですね。