思わず、ヒヤッとした経験。
日々の保育中や出勤時に、思わずヒヤッとした経験をしたことはありますか?
現役保育士の筆者は今までに、頭の中が真っ白になるような経験が何度かあります。
今回は私のヒヤッと体験を紹介します。
今日って早番!?
筆者の園では週1回程度、早番勤務の日があります。
早番勤務の際には園の開錠から始まり、クラス内の保育準備や玄関の掃除などやることがたくさんあるので、普段は余裕を持って勤務時間より少し早めに出勤するようにしていました。
数日前にシフトが変更になり、急遽早番になった日のこと。
その日が早番であることを思い出したのは、なんと出勤15分前でした。
勤務先が近いこともあり、なんとか子どもたちが登園する前には間に合いましたが、左右違う靴下を履いていることに後から気づきました…(笑)
シフトの確認はしっかりしなければならないですね!
名前を呼び間違え
朝の受け入れの際に、「りくくん、おはよう!」と元気に挨拶すると、「先生、僕ははるとだよ」と指摘を受けてしまいました。
そこで呼び間違いに気付いた私は、必死に謝りましたが、気をつけねばならないなと感じました。
※実名ではありません
アレルギーに注意!
卵アレルギーを持つTちゃんが卵製品を口にしないように、給食やおやつの際には食器も別の物を用意し、保育者同士で声を掛け合って配膳していました。
その日のおやつは袋入りクッキー。
Tちゃん用の除去食を用意して配膳しましたが、「私もこっち食べたい!」と友だちのクッキーを開けようとしていました。
幸い、すぐに気付いたので問題はありませんでしたが、食事中はより注意しなければならないと実感しました。
思わず口に入れてしまう
加配保育士として、支援が必要なKくんに付き添っている時のことでした。
園庭遊びの時間になり、追いかけっこをしたり、虫探しをしたりと戸外活動を楽しんでいました。
するとKくんが、花壇にテントウムシがいるのを発見し手に取ります。
虫が好きなこともあり、しばらく観察をしていましたが、逃げようとするテントウムシを止めようとして自分の口に入れようとしました。
すぐに止めに入ったので口には入りませんでしたが、あらゆることを想定して関わることが大事だと改めて感じました。
バランスを崩すブランコ
子どもたちが大好きなブランコにも、危険が潜んでいます。
「先生!高く漕げるんだよ!」と嬉しそうにブランコを楽しむNくん。
楽しんでいる様子を近くで見守っていたのですが、突然Nくんがバランスを崩してブランコから落ちて地面に尻もちをついてしまいました。
ブランコから落ちて驚いているNくんの後ろから、跳ね返ってきたブランコが迫ってきましたが、近くにいた保育者が直前で止めてぶつかるのを防ぐことができました。
ブランコを止めるのが間に合わなかったら、頭を打っていたかもしれないと思うと怖いですね。