面接で性格を聞かれた時の答え方
面接で性格を聞かれたときに、「どのように答えたら印象良いのだろうか」と悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は保育士を目指す方に向けて、面接で性格を聞かれたときの答え方を紹介します。
事前に答え方の練習をして、自信を持って面接で返答していきましょう。
なぜ性格を聞かれるのか
・人柄を知るため
初対面で相手のことを詳しく知ることは難しいですが、性格を尋ねることで面接者が人柄をイメージしている可能性があります。
性格を詳しく知ることで入職後、クラス決めの参考にすることもあります。
・園の特性に合っているかを考えるため
質問に対しての受け答え方や言葉の選び方一つで、印象ががらりと変わります。
面接担当者は性格を聞くことで、自分の園の特性に合っているか、入職したらどのような先生になるのかをイメージしています。
皆さんの言動一つひとつで見極めていますので、見られていることを常に意識しておくと良いですね。
・自己分析ができているかを確認するため
性格を答える際には、自分の長所や短所のどちらも理解して自己分析を深めていく必要があります。
「自分は優しい性格です」と答えたとしても、自己分析が不十分の場合、採用担当者のさらなる質問に言葉を詰まらせることでしょう。
性格に関する質問に落ち着いて答えるためにも、自己分析をしっかり行い自分の強みを知ることが大切です。
性格を聞かれた時の答え方
・笑顔ではっきりとした口調で返答する
「私は元気で明るい性格です。」という人が小さな声で自信なさそうにしていたら説得力がありません。
面接中は緊張して身体が強張ってしまうこともあると思いますが、笑顔を忘れずに落ち着いて答えるようにしましょう。
・具体的なエピソードを添える
性格を答えた後には、必ず具体的なエピソードを添えるようにしましょう。
例えば「気が利く性格」だと説明するとしましょう。
「私は気が利く性格だと自負しております。高校生の頃に野球部のマネージャーをしていた時、部員が練習に集中しやすい環境を整えたり、一人ひとりの体調に配慮したりと周りをよく見ることが大切だと思い活動してきました。
気温が高い日にはあらかじめ熱中症対策用の飲み物を用意する等、相手が何を求めているのかを考えて行動していたことで、周りからも気が利く性格だねと言われるようになりました。」
上記のように自身の経験したことを話すことで説得力が増すことでしょう。
・ポジティブな表現を意識する
性格を伝える際に、採用担当者がいい印象を持てるようにポジティブな表現を使うことが大切です。
「心配症」と「段取り上手」と聞くとどちらが良い印象を抱きますか?
心配で何度も確認をしてしまうのは、あらゆる状況を想定して先のことを考えることができるからであり、段取りが上手であることの言い換えにもなります。
同じ意味合いの言葉でも伝え方一つで好印象になりますので、事前に考えておきましょう。
・園で働いたときをイメージする
体操や運動に力を入れている園、子ども主体で自由遊びが多い園などそれぞれの保育方針によって力を入れている部分は異なります。
自由保育メインの園に「私は子どもたちに英語を教えたいです!」と答えたとしても園の求める人材とは言えないでしょう。
面接前には必ず園の特色を把握し、自分の長所がどのような形で活かせるかを考えていけるといいですね。
まとめ
採用担当者は性格を尋ねることで面接者の人柄を知り、園の雰囲気に合っているかを見極めています。
「私は〇〇な性格です」と伝えるとともに、今まで経験したエピソードを添えることで言葉の説得力が上がり採用担当者にも自分のことを伝えることができるでしょう。
面接前に自己分析をしっかりと行いアピールしていきましょう。