どうやって自分に合う園を探したらいいの?
憧れの保育士として就職する時に、皆さんは何を重視したいですか?
働きやすさを感じるポイントは人それぞれ異なるので、自分に合う園を探すといってもいったい何をしたらいいのか迷ってしまいますね。
今回は、自分に合う園の探し方を紹介していきましょう。
自己分析をして長所・短所をもとに探す
自分に合う園を知るためには、まず自己分析をしてみましょう。
自己分析とは、自身のこれまでの経験を整理して自分の強みや弱みを考え、将来どのような姿になりたいかを想像することです。
それを言語化することで、自分がどのような人間なのかを考えることに繋がります。
「私は自然に囲まれた地域で育ち、動植物と触れ合うことが好きだった。だから将来、自然豊かな園で子どもたちと動植物と触れ合い、命の大切さ・思いやりの気持ちを育める先生になりたい」というように、自己分析を通して就活軸を決めることができたら、その軸に焦点を当てて探すことができますね。
将来どのような保育をしたいかを考える
自己分析をすると、将来どのような先生になりたいのか具体的な理想像が見えてきます。
子どもたち1人ひとりとの時間を大切にしたいと考えるのであれば、クラスや園児数が多い大規模な園よりは中規模・小規模園に絞って考えることもできます。
また、仕事以外にも自分の将来を見越して、産休・育休がとりやすい園かなどを確認しておくことで、ライフスタイルが変わった後でも働きやすい園に就職できるでしょう。
自分の中の「一番」を決める
自己分析をして「こんな園に就職したい」とイメージを持つことは大切ですが、自分が求めること全てクリアしている園を見つけるのは難しいでしょう。
●業務が大変でも、園行事で達成感を味わいたい。
●少し残業があっても、人間関係が良好な園が良い。
●給料は他の園より少ないが、残業がなくプライベートが充実できる園が良い。
上記のようにそれぞれの園にメリット・デメリットがありますが、自分は何を優先したいのか決めておくことで自分にとって何が一番大切なポイントなのか絞り込まれますね。
例えば先輩に「○○園は先生たちも優しくて自由保育メインだから、子どもとたくさん遊べて楽しいよ」と言われたとしましょう。
一見、良い園なのかも!と思っても、自分にとって合う園とは限りません。
周りの評判も大切ですが、まずは自分が何を一番にしたいかを明確にしていくといいですね。
園見学をする
自己分析をして、自分にとっての「一番」を知ることが出来たのであれば、候補の園は積極的に説明会に参加したり園見学したりすることが大切です。
園見学をする際は、以下の点を意識して見学しましょう。
・職員同士がコミュニケーションを取っているか
保育中のクラス内を見学させてもらえる時には、職員間のコミュニケーションを確認するようにしましょう。
子どもたちに対して優しく接するのはもちろんのこと、ベテラン・新人に関係なく職員間で声をかけあっている園は人間関係が良好な可能性が高いといえるでしょう。
・壁面や製作
壁面や製作物がかわいいと、園内も華やかで子どもたちも楽しめますね。
製作が好きでたくさん作りたい人には合っていますが、手の込んだ製作を毎月考えることを想定すると負担に感じてしまうこともあります。
自分に合うか合わないかは、そんなところでも確認できますよ。
まとめ
自分に合った園といっても人それぞれ求める事が異なります。
やりたいこと、優先したいことを明確にして自分の強みを生かした園を見つけられるように応援しています。