履歴書って何を書けばいいの?志望動機や自己PRの例
就職活動を進める中で欠かせないのは「履歴書」です。
志望動機や自己PRを問われた際にアピールするためには、どのように書いたら良いのかと悩むことも多いのではないでしょうか。
今回は、志望動機と自己PRを記入する時のポイントや記入例をまとめました。
伝えたいことをまとめよう
園の採用担当者は保育士としての人柄や、園の雰囲気や保育方針に合っているかを重視している場合が多いようです。
これらのポイントを踏まえて、
・他の園でなく、この園で働きたい思い【志望動機】
・園で活かせる自身の強み【自己PR】
をまとめましょう。
◎この園を選んだ理由
応募園の情報を集めて自分がこの園で働きたいと思ったかを具体的に記入します。
・リトミックや体操教室など様々な活動に力を入れているところに興味を持った
・実習した際に園で働く先生方の雰囲気が暖かく子どもたちのことをとても考えて保育しているところに魅力を感じた
◎園でどのような保育をしたいか
園を選んだ理由がまとまったら、次は「園の魅力」+「自分の強み」を合わせてみましょう。
志望動機と共に、自分が保育士として活躍できる部分をイメージしてみると良いですね。
得意なことが見つからないとしても、経験したことを盛り込んでいくのも効果的です。
・幼稚園の頃からピアノを習っていて、音楽が得意。だから、リトミックや歌に力を入れている園で働きたい。
・接客業のアルバイトをしていた経験して培った、コミュニケーション力を活かし、子どもとの関係を築いていきたい。
上記のような自分の強みを分析することで採用担当者にも意欲が伝わることでしょう。
志望動機の記入例
伝えたいことがまとまったら「結論」「具体的なエピソード」「まとめ」の3つの構成で記入しましょう。
【結論】貴園を志望した理由は、リトミックや楽器を使った音楽活動に力を入れているという保育方針に魅力を感じたからです。
【具体例】私は幼稚園の頃からピアノを習い続けていて、今まで小学校でピアノの伴奏をしたりボランティアで音楽教室の手伝いをしたりしてきました。
その時に、私のピアノを聞いて喜んでくれる人がいて自身も嬉しくなり、これからも音楽を活かしていきたいと思うようになりました。
【まとめ】子どもたちに音楽の楽しさを伝えられるように、貴園の保育を学びたいと考えております。
具体例を添えて熱意をアピールすることで、採用担当者の方へ思いが伝わりやすくなることでしょう。
自己PRは何を書く?
上記に挙げた志望動機は自己PRを踏まえた文章になっています。
これを「志望動機」と「自己PR」で分けて書く場合には「自分が持つ強み」の部分を具体的に伝えるようにしましょう。
・今までの経験
・性格や特性
・好きなことや得意なこと
まずは自身を振り返り前向きに伝えることが大切です。
「自分は強みなんてない…」と思っていたとしても、見方を変えれば活かせることもたくさんありますよ。
自己PRの記入例
(例)健康で風邪をひかない
私は健康には自信があり誇れるポイントだと思っております。
小さい頃から大きな病気をしたこともなく、風邪をひくこともほとんどなく小学校から高校までは皆勤賞でした。
丈夫な体のおかげもありますが、普段から適度な運動を心がけ、規則正しい食生活を意識しているのも関係していると思います。
保育士は体力が必要な仕事でもあるので、今後も体調管理に努めて元気に働けるように気をつけていきたいと思っております。
上記のように特別なスキルがなくともアピールできるポイントはたくさんあります。
自分のことをポジティブに変換して新しい強みを引き出していきましょう。
まとめ
履歴書の中の限られたスペースに何を書いたらいいかと悩んでしまうこともあるかと思いますが、今回のように書きたいことをまとめて結論から伝えることで相手に伝わりやすくなることでしょう。
希望園への熱意を志望動機に取り入れてしっかり自分をアピールしてみてくださいね。