ワクワク・ドキドキの体験で　好き・得意が見つかる保育を
京王線・中河原駅からほど近く。明るい笑い声と共に見えてくるのが府中わかば幼稚園だ。教えて育てる教育。共に育つ共育。協力して育てる協育。3つのキョウイクのもと、子どもたちと先生の笑顔を何より大切にしているという同園で、新人教諭にお話を伺った。 　「保育園と迷った時期もありましたが、最終的には『教育的な関わりの中で子どもと一緒に成長したい』と幼稚園に決めました」そう話すのはI先生。「また1人担任にチャレンジしたい気持ちもあって…」と照れ臭そうに微笑むI先生には、就活時、一つの軸があった。「子どもたちが、自分の好き・得意を見つけられる保育がしたいと考えていました。私たち先生はもちろん、子ども自身も、最初は自分の好きなこと・得意なことって分からないもの。園生活の中で、それぞれの子が、自分の好きに気づけるよう関わっていけたら…と思っていたんです」その思いから、カリキュラムや体験を通して子どもが様々な経験に触れられる園を探したそう。「6〜7園を見学する中、出会ったのが府中わかば幼稚園でした。園見学でまず驚いたのが、駅チカとは思えないほど広い園庭！それから、温かいごはんを美味しそうに頬張る子どもの姿が素敵で…幼稚園では珍しい自園給食も魅力でした」随所から感じる〝子どもの笑顔のために〟というコダワリに心惹かれたそう。「そして何より、私が大事にしていたカリキュラムも豊富で…！時計や漢字絵本に、様々な行事。楽しそうに取り組む子どもたちの姿が決め手になりました」体験を通して教え育てる同園の〝教育〟を肌で感じて入職したI先生は、今年度、入職2年目を迎えた。1年目はどうだったのだろうか。

教育・協育・共育に支えられ　子どもと成長する毎日が嬉しい
「体験を通して成長する子どもの姿が、本当に嬉しいです！府中わかば幼稚園では、上手にできたかではなく、挑戦すること、頑張って取り組むプロセスを大切にしています。そのため、子どもに無理強いすることがないんです。そんな環境の中、自分らしく活動を楽しみながら、少しずつ変化し成長していく子どもたちの姿に、いつも力をもらっています！」と、I先生。「なにもかも初めてだった1年目は大変さもありました。でも、府中わかば幼稚園では、1年目は必ず先輩とペアを組ませてもらえるので、無理なく園の流れに慣れながら、段階的に仕事を学ぶことができました。行事の時も『I先生は初めてだから、コレは私がやるね』など先輩がサポートしてくれて…。安心感がすごいです！」先生同士が協力しながら子どもたちを育む同園の〝協育〟に支えられてきたという。「入職した頃は『自分にできるのかな』と不安だったんですが、子どもたちと一緒に成長しながら少しずつ自信がついてきました」というI先生に、最後に1番の思い出を聞いた。「たくさんありますが…1番は、お友達の存在に後押しされ、成長する子どもの姿です！朝の会のお当番で、人前に出るのが苦手だった子が、お友達からの『がんばれ〜！』の声援で、だんだん自信を持って人前に出られるようになっていった姿は、本当に感慨深かったですね。また日常の中でも、苦手な食材があった子が、お友達の励ましで食べられるようになる瞬間など、子ども同士の絆で成長していく瞬間を見ると、いつも感動しちゃいます」子ども同士で育ち合う姿も、I先生の原動力のひとつと教えてくれた。同園の教育に惹かれ、温かい先生と協力できる協育に支えられ、共に育ち合う共育の喜びを原動力に。府中わかば幼稚園の3つのキョウイクを力に、I先生は今日も成長中だ。

◎POINT1
教育的な関わりがしたいと幼稚園に決めました! 様々な経験ができる環境で、子どもの興味の幅を広げ、子どもの〝好き〟を見つけたいと、カリキュラム豊富な府中わかば幼稚園へ。上手にできたかという結果ではなく、頑張って取り組む過程を大事にしている園だからこそ、楽しみながら成長する子どもの姿で溢れています!

◎POINT2
「1人担任にチャレンジしたい」という気持ちも幼稚園に決めたポイント。ただ入職すぐは不安もあって…。そんな私にとって、1年目は先輩とペアを組み、徐々に1人担任を目指して成長できる環境は理想的でした!

◎POINT3
ピアノが苦手だった私。でも園長先生に「主役はいつも子どもたち。右手だけの演奏でも、子どもが楽しく歌えれば良いんだよ。ピアノを理由に諦めないでほしいな」と励ましてもらい決断できました!

学校法人髙野学園
取材園：府中わかば幼稚園

屋上から広がる空とのびのびと遊べる広い園庭。日差しが降り注ぐ教室と、できたての給食が、みなさんを待っています。教職員は遊びと学びの環境を整えていて、いつも笑顔で子どもたちを迎え入れています。子どもの意欲を育て、興味や関心、感覚を養っている幼稚園です。