「運動会に来てみない?」実習先や母園などでボランティアに誘われたら?
実習先や母園に「運動会に来てみない?」と誘われたり、学校に届いているチラシなどで、運動会のボランティアやインターン募集をしている園もありますよね。
当日は、運動会を見るだけの場合もありますし、お手伝いをお願いされることもあると思います。
もちろん、無理に参加する必要はありませんが、就職を考えている場合や「母園の運動会を観に行きたい!」という場合には、子どもたちにとって楽しみな行事のひとつ!
保育学生の皆さんにとっても、貴重な経験になると思います。
今回は運動会の日のお手伝いは、どのようなことをするのかを参加するメリットとあわせて紹介します。
運動会ってなにするの?
・準備
運動会の準備には、会場の設営競技の準備、道具のチェックなどがあります。
これらの準備に参加することで、運営の流れを理解し、実践的なスキルを身につけることができます。
・競技のお手伝い
運動会当日は、競技の進行をサポートをお願いされる場合があります。
準備物を運んだり、子どもたちを誘導したりと、何かと慌ただしく動くことになるでしょう。
「次は何をしたらいいですか?」と積極的に聞くことで、チームワークやコミュニケーション能力が養われます。
・子どもたちとの関わり
子どもたちと直接関わる機会が多く、成長を間近で見ることができます。
「○○くん、かっこよかったよ!」「○○ちゃん、すてきだね」と褒めながら子どもたちのモチベーションを高めたり、楽しんでもらえるようにサポートしたりすることで、子どもたちとの関わり方を学べることでしょう。
・保護者とのコミュニケーション
運動会は、保護者が参加するイベントでもあるため、保護者とのコミュニケーションを学ぶ良い機会です。
直接交流する機会は少ないかもしれませんが、何か聞かれたときに保育者に確認することで実際の現場での雰囲気を感じることができます。
・振り返り
運動会終了後には、振り返りが行われることもあります。
運動会に参加し、運営の改善点や成功した点を学ぶことで、次回への準備に活かすことができます。
この経験は就職してからも、活かすこともできますね。
運動会インターンの5つのメリット
◎実践的な経験が得られる
運動会の準備から当日の運営まで、保育現場での実践的な経験を積むことができます。
これは、座学では得られない貴重な学びの機会です。
子どもたちとの関わり方、保護者との接し方、先生方の指導方法など、多くのことを直接観察し、体験することができます。
◎チームワークの重要性を学べる
運動会の成功には、先生同士の連携が欠かせません。
保育学生として参加することで、チームワークの重要性を肌で感じることができます。
情報共有の大切さ、役割分担の方法、協力して問題解決する力、これらのスキルは、将来保育士として働く上で非常に重要です。
◎子どもの成長を間近で見られる
運動会当日は、担任の先生も信じられないくらい、子どもたちの大きな成長を目撃することがあります。
人前に立つことが苦手で、徒競走の練習では先生が付いてないと走れなかった子が、本番当日には一人で走れた!なんてことも。
練習を重ねる中での上達したり、本番でびっくりするくらい成長したり、クラスのお友達と達成感を味わったりと、子どもの発達について理解を深める絶好の機会となります。
◎園の年間行事の流れを把握できる
運動会は保育園・幼稚園の主要行事の一つです。
参加することで、年間行事の位置づけ、行事の準備から振り返りまでの流れ、保育計画との関連性を学ぶことができます。
全てを担うことは難しいですが、行事の流れを知り就職した時にイメージしやすくなるでしょう。
◎就職活動に活かせる
運動会のお手伝いをした経験は、就職活動においても強みとなります。
・具体的なエピソードを話せる
・保育現場での経験をアピールできる
・自身の成長を示すことができる
採用担当側も、実践経験のある学生を高く評価する傾向があります。
インターンに参加する際の心構え
運動会のボランティア・インターンに参加する際は、以下の点に気をつけましょう。
1.積極的に行動する
2.分からないことは質問する
3.子どもたちの安全に配慮する
4.先生方の指示に従う
5.笑顔を忘れずに楽しむ
運動会は、保育学生の皆さんにとって非常に有意義な経験となります。
積極的に参加して、経験を積むことをオススメします。
また、将来の就職活動にも活かせる経験となるでしょう。
ぜひ、この機会を活用して、保育の世界をより深く体験してみてくださいね。