先生を目指す保育学生必見!入職1年目の心構え
初めてのこと誰しも不安と期待が入るものです。
特に保育士1年目はすべてが初めてで、日々の業務に追われることも多いでしょう。
今回は保育士1年目の方が充実した日々のために意識しておきたい心構えについて紹介していきましょう。
心構え
◎寄り添う姿勢を大切にする
子どもたちの気持ちに寄り添い、「安心できる場所」であることが大切です。
1年目は経験が少なく、子どもたちの様々な行動や感情にどう対応すればいいか戸惑うこともあるかもしれません。
子どもが笑っていても、怒っていても、泣いていても、必ず理由があります。
行動の意味や思いを汲み取ることで、良き理解者となり一人ひとりとの信頼関係を築くことにも繋がることでしょう。
◎学ぶ姿勢を持つ
「やってみたけれど上手くいかなかった…」というように、時には失敗することもあることでしょう。
子どもの関わりだけでなく、保護者への対応や活動内容で上手くいかないことが多々あると思います。
その場合は振り返り、次に活かす学びとして捉えましょう。
また、周りの先輩や同僚にアドバイスを求めることで、新たな気づきや反省点が出てくることもありますので、失敗を恐れずに積極的に行動していきましょう。
◎チームワークを大切に
保育園や幼稚園では職員間だけでなく、園長先生や栄養士、調理師、保護者など様々な人と関わる場面が多く、チームワークが非常に重要です。
周りの人たちから学ぶ機会が多くあるので、積極的にコミュニケーションを取り、協力し合う姿勢を心がけましょう。
困ったことやわからないことがあれば遠慮なく相談し、一人で考えないことが大切です。
例えば、子どものケアで悩んだり、業務の進め方で悩んだ時には、「○○ちゃんがお友だちに手を出してしまうことが多いのですが、〇〇先生はどうしてますか?」というように具体的なエピソードを伝えて情報交換をすると良いですね。
◎自己管理と健康を意識する
慣れない仕事にストレスを感じたり、体調を崩したりすることが多くなります。
日々の疲れを休日にきちんとリセットし、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。
リフレッシュする時間を意識的に取り、心身の健康を保つすることが、長く仕事を続けていくための基本です。
◎小さな成功体験を積む
日々の保育の中で、「本当にこの仕事が向いているのかな?」と不安に思うこともあるかもしれません。
そのような時には、小さな成功体験を思い出してみましょう。
・初めての保育活動がスムーズに進んだ時
・子どもから「〇〇先生、ありがとう!」「大好き!」と言われた時
・保護者から頼られた時
など
嬉しかったことや成功したことを思い出すと、やりがいやモチベーションとなり、これからも頑張ろう!という気持ちになりますね。
◎プロ意識を持つ
保育士・幼稚園教諭は、専門的な知識とスキルが求められる職業です。
養成校を卒業したばかりの1年目の頃は、習ってきたことを覚えていても実践的にどのようにいかしたらいいのかわからないこともたくさんあるとは思いますが、「新人だからわからない」ではなく、「一人の保育士・幼稚園教諭」としてプロ意識を常に持つことを心がけていきましょう。
◎仕事とプライベートのバランス
保育の仕事は情熱が大切ですが、プライベートの時間も大切にしましょう。
仕事中は子どもたちのケアに多くのエネルギーを注ぎ、退勤後にはしっかり休むということが最初は難しいかもしれません。
しかし、オンとオフをしっかり分けることで仕事への集中力も保たれます。
趣味や家族との時間を大切にし、心身ともにリフレッシュすることで、より健やかに仕事に向き合うことができるでしょう。
まとめ
入職1年目は慣れないことも多く、悩むことも多いでしょう。
最初から全てを完璧にできる人はいません。
一人で悩まずに、先輩保育士に相談したり、息抜きのための趣味を見つけたりして仕事とプライベートのバランスを保ちながら素敵な保育者を目指していきましょう!