元保育学生に聞く!面接時に聞かれた質問集
保育職の面接は一般職と共通する部分だけでなく、保育に関する内容も多く聞かれます。
今回は面接時によく聞かれる質問と、適切な返答を簡単にお教えしていきます。スムーズな受け答えをするためにも、しっかり考えていきましょう。
質問集
・自己紹介をお願いします
まず最初に聞かれるのは、自己紹介が多いです。
しっかりと返事をしてから、大学名、氏名を伝えましょう。
第一声は緊張すると思いますが、なるべく笑顔を心がけ、ハキハキとした口調で喋ることが大切です。
・保育士になりたいと思ったきっかけは?
誰しも、「保育士になりたい!」と思ったきっかけがあるはずですよね。
自分なりに保育士になりたいと思ったきっかけを改めて思い出し、わかりやすい言葉にします。
「子どもが好きだからです」だけではなく、「子どもと接することが好きで、次第に成長を見守り、サポートしたいという気持ちが芽生え、保育士を志すようになりました」など簡潔かつ詳しく話すことが大切。
保育士になりたいと思った具体的なエピソードがあると尚良いでしょう。
・この園を希望した理由は?
たくさんある保育園や幼稚園からなぜこの園を選んだのか、面接時では必ず聞かれます。
どの園にも当てはまる答えではなく「保育方針の〇〇の部分に共感し、ぜひ〇〇園で保育士として子どもたちと一緒に成長していきたいと思い希望しました」などと具体的に話をしましょう。
・自分の長所と短所
面接時に長所と短所を聞かれるのは、「自己分析ができているかどうか」という点を見られています。
人それぞれ長所や短所がありますが、特に短所を伝える時にはあまり負のイメージがつきすぎないような言葉を選びましょう。
「心配性→責任感がある」「せっかち→行動が早い」「マイペース→周囲に流されない」など、ポジティブなイメージになる言葉を使うことで印象が良くなります。
・学生生活で学んだことは?
学生の場合は、学生生活の中で何を学んだか、何を頑張ったかなどを聞かれます。
「サークル活動で周りと協力して一つのことを成し遂げる大変さや楽しさを知った」「保育園でのアルバイトで子どもとのやりとりや、保護者の方とのコミュニケーションの取り方を学んだ」など保育に少しでも関わるような内容にすると共感も得られやすいです。
・ピアノは得意か不得意か
園によっては、季節の歌や朝の会の歌などを子どもたちと毎日歌っていますよね。
得意か不得意か聞かれた場合、不得意と答えてしまうと印象が良くないのでは?と思われがちですが「得意な方ではないのですが、毎日ピアノに触れるようにし、コツコツと練習をしています」と苦手なことを克服しようとする姿勢を見せることが大切です。
・もし採用されたらどんな保育をしたい?
どんな保育をしたいのか、子どもたちとどう関わりたいのかを聞くことで、園の保育方針と合っているか知るための質問のひとつです。
実習などを通して感じた自分なりの保育観を面接前にしっかりと考え、わかりやすく伝えましょう。
自分の考えている理想の保育と園の保育方針がマッチしている点を伝えることで、意欲的な姿を見せることができますよ。
・結婚、出産後のキャリアプランは?
保育職は結婚や出産によって現場を離れることが多い職業でもあります。
園によってはしっかりと産休育休制度があるところもあるので、面接前にしっかり確認しておきましょう。
「産休育休制度の実績もあると伺っておりますので、制度を活用し、将来の結婚出産後も保育に携わっていきたいと考えています」と答えられると良いですね。
・質問はありませんか?
面接終盤の定番である「逆質問」は、必ず聞かれると思っていくつか質問内容を考えておきましょう。
「自然に触れる活動とはどのようなことをしているのですか?」「子どもに対する声掛けの難しさを実習で感じたのですが、先生方はどのようなことに気を付けて声かけを行なっていますか?」など現場の保育士はどのような対応をしているのかなどを聞いてみても学びになりますよ。
まとめ
面接時に聞かれた質問を特集してきました。
時間にすると面接自体はそこまで長い時間を要していませんが、面接官を前にして話すのはとても緊張しますよね。
保育職だからこそ聞かれるような質問をあらかじめ知っておき、返答を考えておくと少し自信に繋がることでしょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!