保育学生必見!園への電話の仕方と注意点
保育実習や就職活動で園見学を希望する際など、園への電話は避けて通れない重要なステップです。
初めての電話で緊張してしまうことも多いですが、丁寧で適切な対応が求められます。
そこで今回は、保育園や幼稚園への電話のかけ方や、注意すべきポイントを詳しく解説します。
電話をかける前の準備
電話をかける際には、事前準備がとても大切です。
慌てずにスムーズに話せるように、次の点を確認しましょう。
・事前にメモを用意
電話で話す内容をあらかじめ書き出しておくと、言葉に詰まることが少なくなります。
自己紹介、学校名、用件(実習希望や確認事項など)を簡潔にまとめておきましょう。
・連絡先を確認
連絡先が間違っていないか再確認し、かけ間違いがないようにしましょう。
特に、法人内でいくつか保育園や幼稚園を運営している場合もあります。
一括している法人本部に電話する場合や、各園に電話する場合もあるので、ホームページなどで確認しましょう。
・時間帯を考慮する
園への電話は、忙しい時間帯を避けるのがマナーです。
保育園なら午睡中の15時頃、幼稚園なら降園後の16時前後が狙い目です。
電話のかけ方の基本
電話をかける際は、以下のような流れで進めます。
・電話をかける前に深呼吸
緊張しやすい場合は、電話をかける前に一度深呼吸をすると落ち着くことができます。
・電話をかける
園の電話番号を再確認してから電話しましょう。相手が出たら明るく挨拶してくださいね。
・はっきりとした声で学校名や名前を伝える
「お忙しいところ失礼いたします。〇〇大学〇年の〇〇と申します。」とはっきり自分の名前と学校名を伝えます。
・用件を簡潔に伝える
「実習に関する件でお電話いたしました。担当の方はいらっしゃいますでしょうか?」など、簡潔に要件を述べます。
・担当者に繋がった場合の対応
担当者が電話に出たら、再度「〇〇大学の〇〇と申します。実習の件でご連絡させていただきました。」と挨拶し、具体的な内容を伝えましょう。
・担当者が不在の場合の対応
「折り返しご連絡いただくことは可能でしょうか」または「改めてこちらからお電話いたします」と丁寧に対応します。
・話が終わったらお礼を伝える
「お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、最後に「失礼いたします」と一言添えて電話を切ります。
・メモを取る
通話中に重要な情報をメモしましょう。
日程や持ち物など、確認が必要な事項は復唱して再確認すると良いですよ!
注意すべきポイント
電話をかける際に注意したいポイントをいくつか紹介します。
・はっきりと話す
緊張して早口になりがちですが、ゆっくりはっきりと話すことを意識しましょう。
電話では声が唯一のコミュニケーション手段なので、元気に明るい声で話すことで良い印象を与えることができます。
・静かな場所で電話する
周囲が騒がしい場所で電話をかけると、聞き取りにくくなります。静かな場所で落ち着いてかけましょう。
・確認事項は復唱する
実習の日程や持ち物など、重要な内容は復唱して確認しましょう。
「〇月〇日〇曜日の〇時に伺います」など、日時や詳細を正確に確認することで、誤解を防げます。
まとめ
園への電話は、保育士を目指す学生にとって貴重な経験の一つです。
最初は緊張しますが、マナーを守って誠実に対応することが何より大切です。
しっかりと準備をして、自信を持って電話に臨みましょう。